<パナソニックオープン 最終日◇24日◇千葉カントリークラブ梅郷コース(7,130ヤード・パー71)>

 またも初勝利には届かなかった。だが、収穫は少なくなかったといっていいだろう。トータル8アンダーの2位からスタートした市原弘大は2バーディ・2ボギーの“71”とスコアを伸ばせなかったものの、トータル8アンダーをキープして5位タイで4日間を終えた。

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 池田勇太の猛チャージを前の組に感じつつ最終組で粘りのゴルフを見せた。1番でバーディ先行のあとはなかなかスコアを伸ばせない展開。それでも同組のシブ・カプール(インド)、タンヤゴーン・クロンパ(タイ)がスコアを落としていく中、3メートルを残した5番ホールなど何度も迎えたピンチを拾って後半のチャンスにかけた。しかし、11番バーディのあとは「続かなかった」。2つのボギーを叩いて粘りを勢いにつなげることができなかったのは今後の課題と言える。

 それでも、いつもの敗戦とは少し後味が違う。「いつもこういうところではオーバーパーが多かったので、そういう意味ではこの2日間オーバーパーを打たなかったのは良かった」。このオフには谷口徹の宮崎合宿に2年連続で参加。「谷口さんはどこからでもしっかりイメージを作っている。僕はあいまいな部分があったので、そういう準備の面で参考になった」とかつての賞金王はもちろん、松村道央らツアー優勝者と時間を共にするうちに自身に足りないものも見えてきた。

 この日は伸ばせなかったものの、「前よりは準備ができるようになった。そういう意味では成果はある」と数字以上に大きな手ごたえはある。かつて主戦場としたアジアンツアーの賞金ランキングも34位となりこちらのシード確保(60位以内)にも前進した。その意味でも4日間の収穫は大きなものだった。


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