<スインギング・スカートLPGAクラシック 3日目◇23日◇レイクマーセドGC(6,507ヤード ・パー72)>

 カリフォルニアにあるレイクマーセドGCを舞台に開催中の米国女子ツアー「スインギング・スカートLPGAクラシック」3日目。首位から出た野村敏京がこの日も“71”とトータル10アンダーに伸ばし首位をキープ。ツアー2勝目に王手をかけた。

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 イ・ミンジ(ニュージーランド)と2サムで最終組でスタートした野村は、前半2つのバーディでスコアを1つ伸ばす。折り返してからはスコアを伸ばせなかったが、「我慢できたと思う」と合格点のパープレー。「風もあったけれど、アンダーで終われて良かった」とトータル10アンダーに伸ばし、ポールポジションにつけた。

 「寒かったし、風もあって、ちょっと大変だった」という難コンディションのムービングデーで首位キープ。「パッティングも良かったし、ショットもまあまあ昨日みたいな感じだった」と調子の良さを武器に我慢のゴルフを展開したことが奏功した。

 ちょっとしたハプニングもあった。それが6番パー5の第3打のグリーン左サイドのバンカーからのショット。バンカーの左縁で、スタンスは左足がバンカー外のラフ。前下がりでなかなかスタンスが取れず、右足を何度もスタンスする場面がテレビで流れた。それを見ていた視聴者からルール13-3※に抵触するのでは、という疑問が届いた。

 そのためホールアウトしてから45分間も競技委員、同伴競技者のミンジ、キャディと映像を確認しながら話し合いがもたれた。結果、野村の「足場が滑ってスタンスが取れなかったから、何度もスタンスをした」という主張が認められペナルティはなかった。

 野村は「傾斜がつま先下がりにあって、スタンスをとっても足が動いて、砂がボールに当たるくらい流れて、それでずっと私は動いていて、それが問題だったのかと思う」とコメント。続けて「足をずっと動かしていたのが問題だったのか、基準が分からない。普通のバンカーショットでも足が動いてもダメなのか、基準がない。私が何かミスをしたのか、ずっと考えてみたけれどしていないと思う」と所見を述べた。

 とはいえ2位とは3打差。ツアー2勝目へ絶好の位置につけている。「あしたも気持ちは変わらない。今日みたいな我慢のゴルフをしてがんばります」と野村。気持ちを切り替えて最終日に臨む。

※13-3 スタンスの場所を作る
プレーヤーはスタンスをとるときに両足をしっかりと据えることは認められているが、スタンスの場所を作ってはならない。

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