<パナソニックオープン 初日◇21日◇千葉カントリークラブ 梅郷コース・千葉(7,130ヤード ・パー71)>

 風速5.2mと強風が吹き荒れた「パナソニックオープン」初日。多くの選手がスコアメイクに苦しむ中、熊本県出身の永野竜太郎が6バーディ・ノーボギーの“65”でラウンド。6アンダーで単独トップに立った。

顔で笑って、心で泣いて…!?永野の笑顔
 永野は出だしの1番で8mをねじ込みバーディを先行させると、2つスコアを伸ばして迎えた11番から3連続バーディを奪取。リーダーボードを駆け上がり、1985年以降初となる国内開幕から2週連続となる首位発進を決めた。

 好プレーの要因は好調なパッティング。ショットは2試合目ということもありまだまだ探り探りの部分は抜けないが、「ここのグリーンは綺麗だからラインを読めれば入る。今日は良いバーディパットが打てた」との言葉通り1番以外にも、12番では6mを決めるなどグリーン上で流れを作った。

 地元熊本の人たちの想いも永野を後押し。自身の母親も連絡こそ毎日取れているものの、未だに余震の影響から車中泊を余儀なくされている。それでも気丈に振舞い応援してくれるたびに「みんなの期待を背負っているというよりも、こっちが勇気をもらってる。背中を押してくれてる」という感情が芽生える。

 地元のことを考えると心配は尽きないが、コースに出ればやるべきことはただ1つ。それは上位に行って少しでも頑張っている姿を届けること。「明確だからこそ、逆に集中できている部分もある」と永野。「このスタートを無駄にしないようにあと3日間しっかりと戦いたい」と最後に気を引き締めていた。

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