<東建ホームメイトカップ 2日目◇15日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(7,081ヤード ・パー71)>

 国内男子ツアー「東建ホームメイトカップ」の2日目。強風が舞い、アンダーパーでラウンドはわずか6名というタフなコンディションの中、昨年5勝を挙げ2度目の賞金王に輝いたキム・キョンテ(韓国)が1イーグル・3バーディ・1ボギーの“67”をマーク。スコアを4つ伸ばし初日の12位タイから一気に単独首位に浮上した。

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 キョンテは3番パー3でボギーが先行。しかし、7番でグリーン左手前のラフからチップインバーディを奪取。「このコンディションではスコアを落としても仕方がないと思っていましたが、これで安心することができました」。ここで流れをつくると、10番11番とピンチをしのぐと、13番パー5ではティショットを1メートルにつけバーディ。15番でもスコアを伸ばすと、17番パー5では203ヤードのセカンドショットを5番アイアンで2オンに成功。8メートルのイーグルトライを沈め首位に躍り出た。

 この日のようなタフなコンディションの中では「目標を高く設定しない」で、自分に優しくするのがキョンテ流。「バーディを狙えるポジションに置こうとすると、逆にピンチになる場合もあるので」、安全に安全にマネジメントする。「こういう日はイーブンパーでも順位は伸びる」、ピンチを迎えてもしのげる技量と欲を出さずに回りきるメンタルの強さ、今年もやっぱり“鬼”は強い。

 トップで大会を折り返したが、「東建には良い思い出がない」と苦笑したキョンテ。これまで8回の出場中トップ10フィニッシュ2010年の4位タイ1回のみ。10年と11年には途中首位(タイを含む)に立ったが優勝は逃している。今回はこのチャンスを活かせるか。「明日の天気はどうなるか分かりませんが、1日3つは伸ばしたい」。タフなコンディションになればなるほど、今のキョンテには有利になるかもしれない。

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