<東建ホームメイトカップ 2日目◇15日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(7,081ヤード ・パー71)>

 4月14日(木)に発生した熊本地震で最大震度7を観測した益城町出身で、2位で大会を折り返した永野竜太郎は昨晩テレビでそのことを知り、すぐに家族に連絡。「すぐ連絡がとれて家族も家も無事だった」と胸を撫で下ろしたという。

熊本出身の有村智恵も沈痛な表情
 永野は現在は熊本市内に住んでいるが、祖父母が同町に住んでいる。無事を確認した後もニュースで見た「光景が全く違う故郷に唖然としました」。中学生までを過ごした益城にはたくさんと友人がいるが「みんな意外と元気そう」と一安心。母親からも「いつもと同じようにやっておいで」とハッパをかけられた。

 そんな中スタートしたこの日は、午前中から強い風が吹き抜ける難コンディション。「変なプレーはできないな」と自らにカツを入れてスタートした。序盤で3連続バーディを奪うなどスコアを伸ばし単独首位で前半を終えたものの、後半はスコアを落としこの日は1オーバーでフィニッシュ。それでも、「今日のコンディションならなんとか許容範囲かな」とうなずいた。

 益城町にある母校にスナッグゴルフを寄付するなど、地元愛が強い永野。「避難所に足りないものもあるようですし、お金もそうですが何か支援できれば」と力になれることを模索している。もちろん、自身の初優勝が益城町にとってなによりの良いニュースだとも分かっているが、まだ残りは2日。それを意識するのはまだ早い。

 「残り2日間も自分のゴルフをしたいと思います」。心に海外メジャー制覇という大きな野望を抱く27歳の大型プレーヤー。故郷の苦難に多少心が揺れても、最後まで悔いなく自身のプレーを貫くのみだ。

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