<マスターズ 初日◇7日◇オーガスタナショナル・ゴルフクラブ(7,435ヤード・パー72)>

 オーガスタナショナルGCで開幕した「マスターズ」初日。“80”を叩いてトータル8オーバーの81位タイと大きく出遅れたアーニー・エルス(南アフリカ)の1番ホールでパトロンたちが息をのむ出来事が起こった。

エルスが9を打った1番ホールコースガイド
 “ティオリーブ”の名前がつけられたスタートホール。セカンドをグリーン左サイドに外したエルスだが、3打目を絶妙に60センチに寄せるナイスアプローチ。だがここから、ツアー通算19勝、メジャー4勝を誇る巨人の周囲の時間が止まった。

 ファーストパットを左に外すと、返しの60センチも左に外れた。さらに、その返しも外すと茫然自失といった様子でキャディを見て仕切り直した。だが、その4パット目も入らず、5パット目はあきらめたように片手で引き寄せるように打つもこれも入らず。結局3オン・6パットの“9”を叩いてスタートホールでいきなり5オーバーを背負った。

 エルスは「説明がうまくできないんだけど…。あのホールは自分がどうやってパターを打っていたかも覚えていない。いつも通りにできなかったんだ。頭が真っ白になってしまった」とがっくりと肩を落とした。この9ストロークは1番ホールで記録された歴代ワーストスコア。明日に向けては「何とかトライしてみる。立て直すことができることを期待したい」と語った。

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