<マスターズ 事前情報◇6日◇オーガスタナショナル・ゴルフクラブ(7,435ヤード・パー72)>

 ジョージア州にあるオーガスタナショナルGCで開催される、海外男子メジャー「マスターズ」は開幕前日の水曜日に隣接する特設コースで恒例のパー3コンテストを実施。史上最多となる9個のホールインワンが飛び出す大乱戦の末、コースレコードを更新する8アンダーで回ったジミー・ウォーカー(米国)が優勝した。

松山英樹はパー3コンテストに出場せずリラックス調整
 キャリアグランドスラムを狙うローリー・マキロイ(北アイルランド)も、昨年初めて出場したタイガー・ウッズ(米国)も、BIG3の一角アーノルド・パーマー(米国)も今年のパー3コンテストにはいなかった。だが、そこかしこで巻き起こる大歓声にオーガスタが震えた。エースが乱れ飛ぶ中、80歳のレジェンド、ゲーリー・プレーヤー(南ア)もティショットを直接放り込んで見せた。

 ジャック・ニクラス(米国)、今年を最後に「マスターズ」引退を発表しているトム・ワトソン(米国)と同組でパー3コンテストに出場したプレーヤーが7番ホールで魅せた。「昨年はジャックと回って彼がホールインワンをしたから、今度は私の番だと言われていたんだ」。ピン右奥に落ちたボールはスピンと傾斜で戻ってど真ん中からカップイン。「ミラクルだ」と大はしゃぎのプレーヤーを帝王ニクラス、ワトソンも祝福した。

 ミラクルはそれだけではない。4番ホールでは1つの組で2つのホールインワンが飛び出した。マスターズ初出場のジャスティン・トーマス(米国)がピッチングウェッジで直接放り込むと、続くリッキー・ファウラー(米国)も圧巻の連続ホールインワン。これにはファウラーも「本当にクールだ。このことは永遠に思い出すと思う。ただ、ジャスティンの見せ場を奪ってしまって申し訳なかった」と笑った。

 ただ、これでプレッシャーがかかったのがトーマス、ファウラーの次に打つジョーダン・スピース(米国)。トーマスが「ジョーダンがちょっと面白かったね」と舌を出すと、スピースは「これまでで一番ハードなショットだ(笑)」と冷や汗タラタラ。果敢に狙ったが、3連続ホールインワンとはならなかった。

 過去最大の盛り上がりとなったパー3コンテスト。このイベントの優勝者は本戦で優勝できないというジンクスがあるが、この勢いのまま歴史を変えることはできるか。

【ホールインワン一覧】
2番70ヤード ジミー・ウォーカー
4番130ヤード リッキー・ファウラー
4番130ヤード ジャスティン・トーマス
5番130ヤード アンディ・サリバン
7番115ヤード デビッド・リングマース
7番115ヤード ゲーリー・プレーヤー
7番115ヤード ザック・ジョンソン
8番120ヤード スマイリー・カウフマン
9番135ヤード ウェブ・シンプソン

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