<ヤマハレディースオープン葛城 最終日◇3日◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(6,568ヤード ・パー72)>

 静岡県にある葛城ゴルフ倶楽部で開催された『ヤマハレディースオープン葛城』最終日。地元出身で昨年覇者の渡邉彩香は6バーディを奪う猛追を見せるも優勝に届かず。3位タイで4日間の戦いを終えた。

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 出だしからエンジン全開だった。スタートホールから連続バーディを奪取。3番でボギーを叩いたが続く4番でバウンスバック。さらに6番でもバーディを奪っていよいよ首位と1打差。このバーディラッシュに昨年の逆転劇を髣髴とさせた。

 だが、折り返して12番で“寄らず入らず”のボギーを叩き後退。15番、16番と連続バーディを奪ったが、トップを走る李知姫の背中は近づかなかった。最終18番では2mのバーディチャンスを外し5アンダーでフィニッシュ。集まった多くの地元ファンにカップを掲げる姿を見せることはできなかった。

 ホールアウト後、渡邉は珍しく感情をあらわにした。「今は悔しさしか残っていません」。ショットの調子も良く、持ち味である攻撃的なゴルフもできていただけに「もうちょっと何とかならなかったのか」という想いがこみ上げてくる。

 「こういう試合展開で勝てないことが多い。良いプレーをしているだけに…」。4位タイの『PRGRレディス』、2位タイの『Tポイントレディス』と開幕から優勝争いには食い込んでいるが、最後のひと伸びが足りない。ましてや地元静岡で同様に見せ場を作っての敗戦。やりきれない思いでいっぱいだ。

 目指している五輪に向けても痛い3位だ。「4日間大会で大事な試合、始まる前から意識していました」。海の向こうでは世界ランク日本人トップ3が海外メジャーで予選を通過。差を縮めるには優勝が絶対条件だった。

 「悔しい。何より残念です…」。そう言うとクラブハウスを後にした。

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