<ANAインスピレーション 3日目◇2日◇ミッションヒルズ・カントリークラブ(6,763ヤード・パー72)>

 ムービングデーの最終18番(パー5)をイーグルで締めて、2位以下に1打リードを持って『ANAインスピレーション』の最終日を迎えるレクシー・トンプソン。2014年にここミッションヒルズで初のメジャー優勝を果たし2度目の優勝を狙うトンプソンを2位で追うのは、世界ランキング1位のリディア・コ、昨年の全米女子オープン覇者チョン・インジとタイのアリヤ・ジュタヌガーンだ。8アンダーの5位タイには宮里藍とチャーリー・ハルが並ぶ。18ホールを残し、6人のメジャーチャンピオンを含む14選手が首位と4打差以内につける混戦となっている。

トンプソンが首位で最終日へ!大会3日間をフォトギャラリーで振り返る!
 18番に向かう時点でトンプソンは、9アンダーでクラブハウスリーダーとなったコとジュタヌガーンを1打差で追っている立場だった。この日ティが前に設置された18番で、トンプソンは2打目をピンそば4.5メートルにつけ、イーグルを奪取。“69”にまとめトータル10アンダーで単独首位に立った。15番、16番で連続バーディを決めていたトンプソンは、最後の4ホールで4アンダーをマークした。

 「3日目であれだけ良い終わり方ができたのは非常に大きいと思います」と、トンプソンは言う。「最初の10ホールで少し苦しみました。ショットは良かったんですが、パットが決まらなかった。少しパッティングを怖がっていたので、ショットで短いバーディチャンスにつけることができたのは良かったです。そして、ANAの18番で決めるのはいつも本当に気持ち良いですね」。

 トンプソンにとって、54ホール終了時点でリードしているのはこれで通算8回目。そのうち5回優勝しており、2月に開催されたホンダ『LPGAタイランド』でも同じ状況から優勝を果たしている。

 「メンタル面ではあまり違いを感じません」と、トンプソンは残り18ホールで首位に立つことに対して語る。「自分のゲームに集中するだけです。自分がどうにかできるのは自分のことだけ。明日も同じ気持ちで、ポジティブに、同じルーティンで、落ち着きながらショットを調整していきたいと思います」。

 21歳のトンプソンが優勝すると、2001年と2002年に連続優勝を果たしたアニカ・ソレンスタム以来、同メジャー大会を3年で2度制す2人目の選手となる。彼女を追う18歳のリディア・コが優勝すれば、男女問わず、メジャー大会を複数回制覇した最年少選手として1869年のトム・モリスの記録を抜くことになる。コが初めてメジャー大会を制したのは昨年の2015年『エビアン選手権』。『ANAインスピレーション』でのベストフィニッシュは2013年の25位タイだが、今年はもっと落ち着いてプレーできているとコは言う。

 「先週優勝できたことで、自信を持って今年初のメジャー大会に臨むことができていると思います」と、コ。「何よりも他の選手たちと一緒に楽しもうと思っていて、それが自分にとって重要なんです。メジャーではもちろん、どんな大会でもとりあえず楽しむことが大事です」。

 2014年に初めてメジャーで優勝した時、トンプソンは3日目終了時点でミシェル・ウィーと首位タイで並んでいた。最終日に“68”を記録し、3打差で優勝した。

 「ここでの勝ち方は分かっています」と、トンプソン。「このコースは大好きです。セットアップも素晴らしいし、大会自体も歴史と伝統があって、優勝できるのは本当に名誉なこと。ただ、まだ18ホール残っているので、自分のゴルフをして結果がどうなるかを楽しみにしたいと思います」。

※USLPGA公式サイトより提供

<ゴルフ情報ALBA.Net>