<ヤマハレディースオープン葛城 3日目◇2日◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(6,568ヤード ・パー72)>

 ムービングデーを迎えた『ヤマハレディースオープン葛城』だったが、この日は67人中9人しかアンダーパーが出ない難しいコンディションとなった。そんな中、一ノ瀬優希が5バーディ・2ボギーと3日目のベストスコアとなる“69”をたたき出し4位タイに浮上した。

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 ボギー発進となった一ノ瀬だったが、4番でチップインバーディを奪い取り返すと、続く5番でも3打目を1mにつけて連続バーディ。さらに折り返しての11番でバーディ。1つボギーを挟んで16番では15mをねじ込みガッツポーズ、4つ目のバーディを奪った。最終18番でもスコアを伸ばし、トータル1アンダーでホールアウト。首位と4打差まで詰め寄った。

 今季はここまで『PRGRレディス』の18位タイが最高位とツアー3勝の一ノ瀬にしては少々物足りない成績。原因はパターにあった。ショットは好調だがグリーン上で決められず、「バーディが獲れていなかった」。姿勢を起こしたり低くしたり、短く持ってみたり。様々なことを試したが、改善の兆しは見えなかった。

 それが今大会の初日のラウンド後、ひょんなことからきっかけを見つけたという。「何で入らないんだろう」と自問自答しながらクラブハウスにある鏡を見て構えてみると「私、左に乗りすぎている。全然分かってなかった」と気が付いた。それからすぐに修正。昨日スコアには現れなかったが「明らかに内容が変わった」と手応えを掴むと、「パットが入ってくれたのが大きかった」と3日目の上位浮上に大貢献。開幕からの試行錯誤がようやく実を結んだ。

 また、今年はミーティング委員長に就任した一ノ瀬。「かなり大変ですね(笑)」と多忙な日々を送っているが、「逆に自分のゴルフ一辺倒にならなくなった。メリハリのついた生活を送れています」とプラス要素も。そして“ミーティング委員長になった人はみんな成績が良くなる”といったジンクスもある。シーズン3勝を挙げた吉田弓美子、7年ぶりとなる2勝目を掴み取った原江里菜。みんな激務に耐えて勝ち抜いた。「私もそれに続きたい」。力強くうなずいた。

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