<ANAインスピレーション 初日◇31日◇ミッションヒルズ・カントリークラブ(6,769ヤード・パー72)>

 カリフォルニア州にあるミッションヒルズCCで開幕した「ANAインスピレーション」で、日本ツアー賞金女王イ・ボミ(韓国)が2011年「全米女子オープン」以来5年ぶりのメジャー大会のティオフを迎えた。緊張と注目の初日は2バーディ・3ボギーの“73”で1オーバー60位タイとやや出遅れた。

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 シーズン開幕前から照準を合わせてきた一戦。スタートから自然とアドレナリンがあふれ出した。1番ではフェアウェイから放ったセカンドショットが意図せずオーバー。「練習ラウンドの時はアイアンが全然飛ばなかったのでいい感じかなと思っていたら、キャリー(着弾地点)がピンで奥にいってしまった」。気持ちが入る分6,769ヤードの総距離も「練習ラウンドより短く感じた」と距離感のジャッジにこの日は苦しんだ。

 環境の違いにも戸惑いはある。メジャー大会特有の2人でのラウンドも、米国ではまだまだ不慣れ。日本ツアーならば予選ラウンドから多くのギャラリーに囲まれてプレーする女王だが、米ツアーにくれば並み居る韓国選手の中の一人だ。

 「2サムのリズムで私も少し早くなってしまったかもしれない。(ギャラリーも少なくて)ちょっとさみしかったです(笑)。でも日本人の方のほうが多くて頑張れました」。目標とする五輪出場には、こうした変化にも対応しなければならない。

 「今日はグリーンに乗らなかった時のボギーが多かった。そこも調整したいといけない」。“メジャー慣れ”以外にも悲願成就に向けて課題は山積み。それでも、「初日だし、このコースは初めてなので。しっかり予選を通って決勝ラウンドで頑張りたい」。決勝ラウンドで大ギャラリーを振り向かせるべく、笑顔の中に闘志を込めた。

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