<キア・クラシック 最終日◇27日◇パークハイアット・アビアラGC(6,593ヤード・パー72)>

 米国女子ツアー『キア・クラシック』最終日。トータル6アンダー15位タイからスタートした宮里藍は猛チャージをかけ“66”でラウンドし、トータル12アンダー単独3位フィニッシュ。2013年3月『RRドネリーLPGAファウンダーズカップ』単独2位以来のトップ3フィニッシュとなり、賞金シード復活シーズンの今後の活躍に向けて弾みになる好成績となった。

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 スタートホールの1番でボギー発進となるも、3つのバーディで前半に2つスコアを伸ばした宮里。後半に入っても13番、14番の連続バーディで勢いに乗ると、16番、17番でも再び連続奪取。バックナインに4つスコアを伸ばし、停滞する上位陣をかわしての上位フィニッシュとなった。

 「4日間通してすごく良いゴルフができていたと思うし、シーズン始めから“ずっと手応えは感じている”と話していたのですが、それがやっと証明できたかな。すごく満足しています」と振り返った宮里。最終日もボギースタートから序盤はパーで凌ぐ展開となったが「アプローチのフィーリングがすごく良かった。ショートゲームも自分が思う感覚がやっと出せてきているし、大きなミスは少なかった」と生命線のショートゲームの感覚が合ってきている手ごたえを語った。

 パッティングに関しても「収穫はいっぱいあった。とくにあまり得意ではないポアナのグリーンでこれだけたくさんのパットを沈めることができた。パターのロフトを変えたことも大きかったし、自分の感覚としてもやりたいことができている」と来週以降に向けて弾みになったという。

 今週は“自分を過大評価しないこと”がテーマ。「来週はそれがより必要になってくる。とくに今週良かった分、より自分に対して期待しすぎてしまう部分があると思うので」と自分のハードルを下げて“丁寧なゴルフ”を繰り返していくことで結果を出せるという確信を得た1週間だっただけに、継続してメンタルコントロールを意識していく。

 「来週に向けてはまたゼロからのスタート。この積み重ねのプロセスをしっかりと踏んでいきたい」。米ツアー本格参戦11年目の今シーズン。昨季の最終戦では。「(この)10年で終わりじゃない。これから5年、10年と時間の積み重ね方をしっかりと考えたいと思っている」と語っていたが、この試合での結果は大きな自信となったことだろう。

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