<キア・クラシック 2日目◇25日◇パークハイアット・アビアラGC(6,593ヤード・パー72)>

 初日ではノーボギーのラウンドで首位発進を切った宮里藍。『キア・クラシック』の2日目は3バーディ・3ボギーのパープレー、スコアを伸ばせず5アンダーのままで9位へ後退したが、久々にトップ10内で決勝ラウンドに進出した。

 この日はOUTコースからスタートした宮里は、序盤13番でピン側50cmにつけてバーディを先行。その後は伸ばせずに6アンダーで折り返す。静かな前半とは打って変わり後半では一進一退に。1番2.5mを外しボギー。続く2番では「超・ラッキーだった」とカラーから7mを沈め戻した。その後も4番ボギー、5番バーディ、6番ボギーと出たり入ったり。結局スタート時と同じ5アンダーでホールアウトとなった。

 スコアを伸ばせず順位を落としたが「全体通して合格点をあげられる内容だったと思います」と納得の表情をみせた宮里。「良いパットもいっぱいあった。自分では納得のいくパットがほとんど。そのフィーリングを大事にしたい」。大会前にパターのロフトを調整し、劇的にパッティングが改善したが、この日もショートゲームは安定していた。「こういうパターになってもおかしくなかった。ちょっとした気持ちの変化がすごく影響していたと思う。今週は良い精神状態でやれているのがいい」。好調なパッティングが気持ちにも良い影響を与えており、「技術面とメンタルがこの2日間はかみ合ってくれている」という。

 「自分がやりたいことはやれている」とここまでの戦いに満足感を示したが、まだ不安な部分もある。「今週の目標は自分自身を過大評価しすぎないこと」と気を引き締める。「いくつバーディチャンスについてもタップインのパーだったらオッケーと思ってやっていた。なんで入らないんだろう?とか、これだけチャンスについているのにというセルフトークもいっさいなかったし。グリーンがグリーンなので。明日以降もそういう感じでやれれば良い」。

 また、この日から来週のメジャー大会に合わせ、両親が試合に駆けつけた。「ふだんよりも早い段階で来てもらった。ふたりにとっても体的に楽かと思って。移動がこっちのほうが便利だった」。そんな両親の見守る中、好位置で決勝ラウンドに進出。だが、「きょうまさか18ホール歩くと思っていなかったので、途中で倒れないかと心配だった(笑)」と苦笑い、試合をしながらハラハラしていた。

 力強い応援団を得て、パッティングも改善。精神的にも良い形で決勝ラウンドに臨むことができるだけに、優勝争いに期待したい。「楽しみがたくさんあるし、来週に向けての微調整ができればいいなと思っています」。来週はメジャー初戦『ANAインスピレーション』、その前に自信をつけて、メジャーへ臨みたいところだ。

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