<JTBCファウンダーズ・カップ 最終日◇20日◇ワイルドファイアGC at JWマリオット・フェニックス・デザート・リッジ・リゾート&スパ(6,538ヤード・パー72)>

 キム・セイヨンが「JTBCファンダーズ・カップ」でトータル27アンダーという、それまでアニカ・ソレンスタムのみが達成したLPGA最少スコア記録に並んだ。キムは最終ラウンドで火がついたかのように“62”のラウンドで10アンダーをマーク、ソレンスタムが持つ72ホールでの最小スコアに並んだのだ。ソレンサムの記録は2001年「レジスター・ピン」で記録したもので、それもまたフェニックス地域近郊のムーン・バリーCCで出たものだ。

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 「夢が叶いました」とキム。「今日、10アンダーを記録しました。今までのベストスコアです。最後のパットを終えるまで(ソレンスタムの記録に関しては)知りませんでした。スコアカードを確認したあと、キャディのポールに聞きました。『10アンダーだった?』、彼は『そうだよ。』と言いました。すごいですよね。夢が叶ったようで最高の気分です」。キムは実際、最終ホールでソレンスタムの記録を破るチャンスもあったが、18フィートのバーディパットを外してしまい、結果記録タイで終わった。

 「セイヨン、今週の素晴らしいプレーにおめでとうと言いたいです」とソレンスタムがキムを祝福。「最後のパットをきめてくれると思いました。彼女にとって今年がLPGA2年目なんて信じられないですね」。

 キムは1打リードされ最終日に臨んだが、初めの6ホールで4つバーディをとり他を圧倒、スコア記録が注目された。彼女は8番でまたバーディをとり、11番のパー5ではイーグルをとり、13番、15番、16番でもバーディをとり、ソレンスタムに並んだのだ。

 「11番の2打目は245ヤードを5番ウッドで打ち、残り2フィートのイーグルでした」、キムのキャディのポール・フスコは言う。「あれは完璧なタイミングでした。あれでリードが広がりそこからバーディーを重ねていきました」。

 面白いことに、キムのLPGAツアーこれまでの3勝とKLPGAでの5勝は全て島で獲ったものだ。今週はコースに到着した時点では自分のゲームに疑問を抱き、それまでの2大会でいつもより下位でフィニッシュをしたことで自信もそれほどなかったが、その代り、彼女は砂漠で自分のゲームを取り戻し、LPGA史上これまで1人しか持っていなかった記録に並ぶような輝かしい功績を残した。

 「今は、とても嬉しいです。ずっと待っていました」とキム。「ここ何試合か自分でも葛藤がありました。そうですね、最後のパットをしたときはたくさんの人のことや家族のことを思いました。泣きそうでしたよ」。

 世界ランク1位のリディア・コは最終ラウンドで65をマークしトータル22アンダーで単独2位につけた。「最終日に7アンダーを出せることなんてそんなにありません。後ろに何組か残っていましたが、それでも5打くらい差がありましたね」とコは笑いながら話した。

 コはこれまでのキャリアで最高のフィニッシュとなる単独3位になったジャックイ・コンコリーノに2打差をつけてフィニッシュ。ミーガン・カンはキャリア初となるトップ10フィニッシュを果たし、ポーラ・クリーマー、ステイシー・ルイス、ジ・ウンヒ、ブルック・ヘンダーソンと並んで4位タイとした。4位タイフィニッシュはクリーマーにとって2014年HSBC女子選手権での優勝以来のベストフィニッシュだった。

※USLPGA公式サイトより提供

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