<Tポイントレディス ゴルフトーナメント 初日◇18日◇鹿児島高牧カントリークラブ(6,423ヤード ・パー72)>

 米国女子ツアー「JTBCファウンダーズ・カップ」の初日に今シーズンでのツアー競技からの引退を表明した韓国のパク・セリ。韓国における女子ゴルフブームの火付け役でもある彼女の引退は、日本ツアーに参戦している韓国人プロたちにも衝撃を与えたようだ。

ツアーからの引退を表明したパク・セリ
 イ・ボミは「パク・セリさんがアメリカで勝って、韓国国民はすごく熱狂しました。彼女のおかげで私達のようなゴルファーがいっぱい出ました。まだ、信じられないです。今まですごい頑張ってこられました。私達も後輩のことを考えて、頑張りたいです」と先輩の労をねぎらった。

 アメリカでプレーを共にし、「変な言い方かもしれませんが、ファンから仲の良い選手仲間になった」という申ジエ。「彼女は模範であり、私達にとってはとても大きな存在です。11歳の時に彼女を見て、私もゴルフを始めました。まさに“きっかけ”です」とパクの存在の大きさを話してくれた。

 ボミや申の他に、キム・ハヌルやリ・エスドも“パク・セリキッズ”と言われる世代。ハヌルは「いろいろな感情がありますが、終わりではなく新たなスタートとして彼女を応援していきたいです。韓国の選手が、世界の舞台でも通用できるということを教えてくれた最初の選手ですし」、エスドは「彼女は私にとってヒロイン的な存在で、とても尊敬しています。引退するのは寂しいです。もっともっと勝ってほしかったです」と率直な気持ちを口にしていた。

 パクは1998年にプロ入りし、その年の「全米女子オープン」で20歳9ヶ月の史上最年少優勝を達成。同年の「全米女子プロ」でも勝ち、メジャー2勝をと鮮烈なデビューをはたす。米ツアーで積み上げた勝利数は25勝で、その中の5勝はメジャー競技。パクの活躍に刺激を受け、次々と韓国から強い女子ゴルファーが誕生。現在、世界ランクのトップ10のうち、韓国の選手が5名と隆盛を極めている。

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