<ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ 初日◇11日◇土佐カントリークラブ(6,217ヤード ・パー72)>

 国内女子ツアー第2戦『ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ』初日では、キム・ハヌル(韓国)が7アンダーをマークし単独首位発進を切った。

キム・ハヌルの特選PHOTOは写真館で!
 2011年、2012年の韓国ツアー賞金王という看板を引っさげ2015年から日本ツアーに参戦したハヌル、昨年9月の『マンシングウェアレディース東海クラシック』でツアー初優勝を挙げるなど活躍し、すっかり日本でもおなじみの選手となった。そんな韓国から来た“新たな美人刺客”は、絶対女王イ・ボミ打倒を目指し、今オフにしっかりと準備したという。

 昨年1シーズンを過ごし、「日本は砲台グリーンが多いのですが、自分のショットは低弾道。日本選手はショットが上手く、パットに繋げている印象があった」と日本のコースや戦い方を分析。中国・広州で行った合宿では、苦手なバンカーショットとともに日本ツアーに対応すべく調整を重ねてきた。

 そんな日本ツアーへの順応強化の成果が開幕戦『ダイキンオーキッドレディス』から現れ、7位タイと上々の結果を出した。そして今大会の初日でも、多くの選手が強風に苦しむ中、8バーディ・1ボギーと圧巻をゴルフを見せつけた。

 また、コースへの順応だけでなくコミュニケーション面も高くなっている。まだ多くの会話はこなせないが日本語のヒアリングはかなり上達しており、「選手たちが身振りを交えながらやさしくしてくれりするのはすごくうれしい」と選手間の交流も多く、日本での転戦生活も「全然不安はない」と笑顔を見せる。

 「日本ツアーの選手層は厚いので、まずは波のない成績でつねにトップ10に入ることが目標」といいつつ、「心のなかでは(賞金女王への)チャンスがあると思いたい」と力強く語った。韓国ツアー時代からの愛称は“スマイル・クイーン”で、“クイーン(女王)”と呼ばれ慣れているだけに目標は当然日本ツアー賞金女王だ。

 キリッとした表情にスラッとした長身と、一見近寄りがたいハヌルだが、実はSNSなどではおちゃめな写真を掲載するなど、子どもの頃から周りを笑わせるのが好きなムードメーカー。そんな彼女本来の姿を会場で見ることができたとしたら、日本に完全に順応した証で、賞金女王への準備が整ったと言えるだろう。

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