いよいよ今日から開幕する国内女子ツアー。昨年はイ・ボミ(韓国)が7勝を挙げて日本のツアー獲得賞金額記録を更新して悲願の賞金女王に輝いた。今シーズン、その座を掴むのはどの選手なのか。賞金女王戴冠の経験のある村口史子に話を聞いた。

【関連】前夜祭では鮮やかな黄色のドレス姿!イ・ボミフォトギャラリー
 昨年はイ・ボミ選手とテレサ・ルー選手の強さが際立った1年と言えます。ちょっと2人がぶっちぎった感じもありましたね。そんな中、日本人で言うと渡邉彩香選手が2勝を挙げたり、ぽつぽつと若い人が出たシーズンでした。

 さて、今年の賞金女王は誰か、ということですが、もちろんボミ選手が2年連続という可能性は十分にあると思います。ただ、ボミ選手は状況は厳しいですがオリンピックを目指して今季は海外の試合に出て行きます。そうなるとテレサ選手がぐっとくるかもしれないですね。良いスイングをしていますし、筋肉も強いと聞いています。本人が賞金女王に目標を持っているかわからないですが、獲る可能性は十分にあると思います。

 また、アン・ソンジュ選手も候補ですね。ここのところちょっと気持ちがついてきていないところもありますが、過去3回女王になっているように技術は非常に高いですから。あとは申ジエ選手ですね。韓国とアメリカの賞金女王になったこともあり、次は日本の賞金女王を目指していると思うので。2人とも飛んで曲がらない強さがあります。そしてアイアンが上手く、勝負どころでピンを狙っていける。狙うだけでなく、そこにちゃんと打てるというのは力があるということですから。

 日本人ではやはり一番は渡邉選手でしょう。飛距離は魅力ですし、優勝した『樋口久子 Pontaレディス』でのプレーは素晴らしかった。日本勢を引っ張っていってもらいたいところですよね。

 彼女の課題は100ヤード以内のショットとグリーン周りといったショートゲームです。最終日最終組で回った『CAT Ladies』、『ニトリレディス』ではティショットだけでなく、ショートアイアンが曲がっていたのが気になりました。しかしながら、その後丸山茂樹さんに教えてもらうようになり、今年のオフは良いものをたくさん学びながら過ごしていると思います。その辺りが良くなれば可能性はあると思っています。

 今年はオリンピックイヤーですから、国内のタイトルに重きをおかない強い選手はどんどん海外に出て行くと思います。そういったこともあり、今季はこれまでとはまた違った賞金レースになるのではと思っています。

<ゴルフ情報ALBA.Net>