<ダイキンオーキッドレディス 事前情報◇2日◇琉球ゴルフ倶楽部(6,649ヤード ・パー72)>

 3月3日(木)に国内女子ツアー開幕戦『ダイキンオーキッドレディス』が開幕するが、指定練習日となった火曜のパッティンググリーン上で奇妙な光景が…。大江香織がおもちゃのような極短パターでパッティング練習しており、その長さはなんと25インチ!?

【関連】昨季の大江は中尺パターで体に支点を作らない打ち方を模索
 2016年から導入された“アンカリング禁止(=クラブのグリップを支点して体につけて振り子のように振ること)ルール”。2015年シーズン開幕前から長尺パターを愛用するプロは対策を迫られ、2013年に長尺パターで『マスターズ』を制したアダム・スコットの動向はゴルフ界の関心事に。先週開催された米国男子ツアー『ホンダクラシック』でスコットが“クロウグリップ”に似た方法で右手を添える独特のグリップで、長尺パターからの変更後初勝利を挙げたことは大きな話題となっている。

 国内女子ツアーのシード選手では、吉田弓美子が昨年開幕時からレギュラーパターに持ち替え『中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン』で2シーズンぶりの優勝を果たすも、シーズン終盤では長尺パターを名残惜しむかのように使用。またプロに入ってからずっと長尺パターを使い続けてきた大江香織もシーズン中に徐々に中尺に切り替えて、グリップエンドを体から離して支点を作らない打ち方を模索していた。

 25インチパターを薦めた大江のショートゲームコーチ・石井忍氏は「(大江が)短尺に変えたいと思っていたので“(過去に28インチの極短パターを使っていた)ロバート・ガリガスを真似してみる?”と提案したところ“試してみたい”ということだったので」とキャロウェイ社に依頼し、3月1日からテストパターを導入したのだという。

 「クラブの慣性モーメントが小さく、当たり負けする感はありますね(石井)」と実戦投入は難しいことを示唆していたが、ルール変更に対する新しいスタイルを確立するため“元”長尺愛用プロには一見奇抜なトライも必要なのかもしれない。

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