<ノーザン・トラスト・オープン 初日◇18日◇リビエラカントリークラブ(7,322ヤード・パー71)>

 前日のプロアマトーナメントを9ホールで途中棄権するなど体調面に不安を抱えたままのティオフ。それでも、今大会の最注目選手は力強く18ホールを回りきり、6バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの“69”をマーク。同組のローリー・マキロイ(北アイルランド)が4アンダーと好スタートを切る中、まずは淡々と上々のスタートを決めた。

松山英樹の優勝シーンをもう一度動画で振り返る
 この日はINスタート。前日に雨が降った影響でややソフトとなったグリーンも病み上がりの体にはプラスに働いた。14番パー3でティショットを1.5メートルにつけてバーディが先行。15番はボギーも、16番、18番とバーディを奪ってハーフターンすると、1番パー5でもバーディを奪うなど一時は3アンダーとした。

 4番パー3ではティショットをグリーン手前に外してボギー、5番では3オン3パットのダブルボギーとピンチも見せたが「ボギー、ダボと打ってゼロになってしまったけど、そこら辺もあんまり怒ることなく、フツーにそういうものがあるものだと思ってやっていたので、それは良かったと思う」と心に波は立たない。6番パー3で約4メートルを沈めてバーディとすると、最終9番では約5メートルのバーディパットをねじ込んで見せた。

 体調に関しては「まだちょっとフラフラする。体調悪くてフラフラというより、練習できていないからトレーニングもできていないし、そこでちょっと足がフラついている感じはある」と調整不足は言うまでもない。だが、「この3日間、どれだけ寝たんだというくらい寝た。(ご飯も)食べてます。食っちゃ寝、食っちゃ寝で太りますよ」という休養は長い目で見れば体にとってプラスに働く可能性もありそうだ。

 “フラつく”という松山だがスタッツは好スコアを示している。72.22%のパーオン率に加え、グリーンにやや雑草が混じりボールの跳ね方が不規則なリビエラのグリーンに対して、パターの貢献度を示す値は平均を上回った。「ミスもあれば入ったところもあった。それは練習していないわりには良かったなと思うけど、ちょっと納得のいかないところもある」と自己評価は厳しいが、試合の中で高めていく松山のいつもの姿とも言える。

 この日は練習に時間を割くことなくコースをあとにした松山。2日目は午後スタート。「午後しっかりとコンディションを整えて、明日の朝、しっかりと練習したい」。休養と調整の時間はまだ十分に残されている。

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