<ウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン 初日◇4日◇TPCスコッツデール(7,266ヤード・パー71)>

 4日間で集めるギャラリー数は50万人超。アリゾナのお祭り騒ぎにやはり松山英樹は欠かせない存在となりそうだ。米国男子ツアー「ウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン」の初日は、全選手がホールアウトできずに日没によりサスペンデッドとなったが、昨年大会2位の松山は8バーディ・2ボギーの“65”をマークしてホールアウト。暫定ながら6アンダーでリッキー・ファウラー(米国)らと共に首位タイに並んだ。

名物16番でティショットを放つ松山英樹
 INから出た松山は、2つスコアを伸ばして迎えた名物ホールの16番パー3で、ピン奥2メートルにつけるティショットでスタジアムから大歓声を引き出すと、これを沈めてバーディ。さらに続く17番パー4では、315ヤードを1オンに成功してバーディを奪うなど前半は“32”で折り返した。後半も1番、3番とバーディ。この時点で首位に並ぶと6アンダーをキープしたまま18ホールを回りきった。

 開幕前から抱えたショットの不安はまだ払拭出来ていない。「良いところもだいぶ増えて来ていると思うんですけど、不安に思いながら打っている。悪いところがたまたまグリーンに乗ったり、チャンスについたり、ということが多かったので助けられているかな」。その中で流れを作ったのは今年から改善に取り組んでいるパッティングだ。

 前週の「ファーマーズ・インシュランス・オープン」でも「今までにない感じ」と手応えをつかんでいたが、この日もスムーズなストロークから淡々とカップに沈めた。「先にバーディ来ると良い流れになると思うし、やっぱりああいうパットが入ってくれると大きい」。出だしの11番で約6.5メートルを最後のひとコロがりで流し込むと、その後のチャンスも確実にモノにした。この日のスコアに対するパッティングの貢献度は2.589ストローク。平均を大幅に上回る数値からもその成果が伺える。

 「パットだけは自信をもってやっていけるようにすれば、おもしろいかなと思います。先週も初日は良かったので、明日が鍵になる。明日も出だしから良いスタートが切れるようにしっかり朝まで準備したい」。過去2年は4位、2位の成績を残すコースとの好相性には「なんでなんですかね?」と答えは見つかっていない。それでも、グリーン上での自信は惜敗を喫した昨年にはなかった確かな光だ。

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