<SMBCシンガポールオープン 5日目◇1日◇セントーサGCセラポンC(7,398ヤード・パー71)

4日間で大会を終えることができず、決着を月曜日の午前中に持ち越した、アジアンツアーとの共同主管競技「SMBCシンガポールオープン」。

優勝は韓国の新鋭ソン・ヨンハン!
 18番のバーディパットを残し、再開時間の7時30分(日本時間8時30分)からプレーを再開したジョーダン・スピース(米国)は約2mのバーディパットを沈め、トータル11アンダーとするも、トータル12アンダーからの再開となったン・ヨンハン(韓国)がスコアを守り、逆転での日本ツアー初優勝はならなかった。

 入念にラインを読み、勝負の一打に集中をしたスピース。メディアのシャッター音に注意を促し、打ったバーディパットがカップに入ると、小さくコブシを握り、ホールアウト。後続の結果を待ったが、一歩及ばなかった。

 「最終ラウンドは初めて完璧なラウンドだった。4ラウンド中、途中の2ラウンドでスコアを伸ばせなかったは色々なことをしようとしすぎた。でも最終的には良い経験だった。コースも良かったし。最終ラウンドでこれだけ追い上げれた」と大会後、振り返ったスピース。

 最後のパットについては「あんなパットを残して一晩寝るのは難しい。プレーオフの可能性のある。一晩おいて帰ってきて、難しいパットじゃなくてもいやな一打。朝一度グリーンでラインを確認して、そのあと練習グリーンで練習してプレーを再開した。良いストロークができた」と集中しきった末の満足できた1打だった。

 今回のアジアの試合については「アメリカをベースにしているので、やはり遠くでプレーすることの難しさがわかった。ティグラウンドに立った時にはどの試合でも優勝することだけを考えてプレーするが、今回これだけ長距離の移動をしながら、これだけプレーできたことには満足している」と話した。

 試合後の会見では先に行ったヨンハンとすれ違った際に、写真撮影に応じ、健闘をたたえ合ったスピース。予選ラウンド同組の宮里優作も「ナイスガイ。話しやすいしね」と好青年と言っていた。若き世界NO.1の参戦は、国内ツアー選手たちの大きな刺激になっただろう。

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