<ソニー・オープン・イン・ハワイ 3日目◇16日◇ワイアラエCC(7,044ヤード・パー70)>

 「アメリカに居るというよりは日本に居る感覚でできたのが良かった」と、試合後に笑顔で語った片岡大育。片岡にとって今回の『ソニー・オープン・イン・ハワイ』がPGAツアー初出場だったが、予選突破だけでなく3日目7バーディ・1ボギーの“64”でトータル11アンダーに伸ばし6位タイに浮上、トップ10内で最終日に駒を進めた。

初出場の片岡大育、ショットの精度で日本勢最高位
 この日、INからスタートした片岡は出だしの10番でバーディ発進を決める。続く11番で3パットを叩きボギーとしたが、今日のボギーはこの1つのみ。13番では「完璧でしたね」と自画自賛したように残り235ヤードのセカンドを1メートル以内にピタリ。楽々バーディを奪い1つ伸ばした。その後スコアを伸ばせなかったが6アンダーのまま折り返す。

 「ピンチというピンチはなかった」という後半では、ショットがさらに冴えてチャンスを量産。1番5メートル、2番1.5メートル、4番1メートル、5番3.5メートルのピン側につけて怒涛のバーディラッシュ。そして最終9番パー5では2オンに成功。7メートルのイーグルパットは外したがバーディで締めて11アンダーでフィニッシュ。首位と5打差で3日目を終えた。

 今週、片岡はショットが好調でフェアウェイの狭いワイアラエCCでも3日間通してフェアウェイキープ率80パーセントオーバー、選手全体の2位としている。本人も「ショットがずっとこの3日間いいので、パットがかみ合えば好成績が出せるなという自信はあった」と振り返る。

 「コーチとしっかり練習をして調整してきた。ここへ入ってきたときもショットの調子はすごく良かった。あとは組み立てと気持ちのコントロール。ハワイだからってテンションが上がって崩れてしまうんじゃないかってのがちょっとあった(笑)。でもうまく試合ゾーンに居られるので良い感じ」。

 また、今週はショットだけでなくパッティングもスコアを支えている。昨日はラインを読みきれずに外す場面もあったが、この日の後半は「ジャストタッチ系で読み出したらあってきてくれた」とチャンスを次々に決めた。

 ラウンド中、インタビューでも、笑顔が絶えなかった片岡、調子の良さが伺えた。「やっぱりショットの調子がいいので。そうんなに慌てることなく自分のテンポで振っていればそんなに曲がることがないので、そういう意味で落ち着いてプレーできている」と自信みなぎる表情を見せた。

 明日は「とりあえずアンダーパーでは回りたい。グリーンが難しいので設定するとガツガツ行ってしまいそう。基本は入らないと思ってタッチを合わせていったほうが結果がよさそう。チャンスにたくさんつけてどれくらい入ってくれるか。まあ、気負わずに自分のゴルフをして入ってくれ!という感じ。グリーンが一番大事ですね。もう少し入ってくれれば、パット次第でいくらでもスコアは出せるという感じ」。PGAツアー初挑戦ながら上位で最終日に臨む片岡、好調のショットで上位に迫りたい。

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