<Hitachi 3Tours Championship 最終日◇13日◇グリッサンゴルフクラブ>

 日本ゴルフツアー機構(以下JGTO)、日本プロゴルフ協会(以下PGA)、日本女子プロゴルフ協会(以下LPGA)の3団体による国内3ツアー対抗戦『Hitachi 3Tours Championship』。MVPに輝いたのは優勝したLPGAの菊地絵理香だった。

菊地絵理香の今年の活躍を写真館で振り返る!
 ベストボール方式の第1ステージ、オルタネート方式の第2ステージの2度のダブルスマッチによって勝敗が決まる本大会。菊地のパートナーは『ザ・クイーンズ』でもタッグを組んだ渡邉彩香。

 「先週も2人で戦ったし相性良くできました」とベストボール方式の前半で2位に入り1ポイントを獲得すると、オルタネート方式の後半で魅せた。JGTOチームに1打差で迎えた最終ホール。武藤俊憲が池に入れてボギーを確定させる中、渡邉がセカンドショットをピン右7メートルにつける。

 決めれば逆転となる大事なパッティング。「今日はあのくらいの距離が全然入って無くて」と不安もありつつの一打だったが、「最後ちょっと右に抜けたけど、うまく左に切れてくれましたね」とボールはそのままカップへ。このバーディでJGTOチームを逆転、大事な3ポイント獲得に何度も何度も拳を天に突き上げた。

 値千金のバーディ奪取が評価されて射止めた主役の座。「私が取れるとは思っていなかった。最高のご褒美です。また来年頑張れると思います」と自然と笑みがこぼれる。そんな菊地はMVPが決まったときは思わず「ヨシッ」と声がでてしまったという。

 これで今年の全ての戦いが終了。迎える新シーズンはショートゲームの精度を高めたいと語る。「100ヤード以内の距離をもっと強化したい。飛距離を伸ばすよりもその方が優勝に近くなると思う。ジエ(申)は私と同じくらいの飛距離だけど何度も勝っている。今の力で3mにつけられるところを1mにつけられるようにしたいですね」。

 来季の目標を「早く2勝目を挙げたい。そしてメジャータイトルを獲りたい」と掲げた菊地。今季は外国勢にやられた悔しさもある。最後に一番の輝きを放った“日本女子ツアーの代表”は、次なるシーズンへ顔を引き締めて会場を後にした。

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