<ゴルフ日本シリーズJTカップ 最終日◇6日◇東京よみうりカントリークラブ(7,023ヤード・パー70)>

 ついにメジャータイトルにたどり着いた。2015年シーズン最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」は6日(日)最終ラウンドを行い、2位に3打差をつけて単独首位からスタートした石川遼がこの日も2つスコアを伸ばし、トータル14アンダーでツアー通算13勝目をマーク。自身初の国内メジャー制覇を成し遂げてみせた。

懐かしい 09年日本OPで最後のバーディパットを外し天を仰ぐ石川遼
 アマチュア時代の15歳での史上最年少優勝から始まり、09年の史上最年少賞金王獲得。世界最小ストローク記録“58”史上最速での10勝到達など、国内での記録を総なめにしてきた石川だが、国内ツアーにおいて唯一やりのこしていたのがメジャータイトル制覇だった。

 最も勝利に近づいたのが賞金王に輝いた2009年に武蔵カントリークラブ・豊岡コースで行われた「日本オープン」。首位タイで並んでホールアウトし、小田龍一、今野康晴とのプレーオフに進んだが、2ホール目でバーディパットがカップに蹴られて小田がタイトルを獲得した。当時熱狂的な人気を誇った石川に対し、スイング中に携帯電話のシャッターが切られるなどギャラリーマナーが取り沙汰された一戦でもあった。

 その後幾多のメジャータイトルに挑んだが、優勝には届いてこなかった。前日には「あまり意識していなかった。今も(日本タイトルへの執着の)意識はわからない」と話したものの、悔しさを糧にたどり着いた頂点の味は格別。前週最終日に逆転を許した悔しさもまとめて晴らしてみせた。

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