<ゴルフ日本シリーズJTカップ 2日目◇4日◇東京よみうりカントリークラブ(7,023ヤード・パー70)>

 難グリーンに加え、強風に吹き荒れたことで精鋭たちが苦しんだ『ゴルフ日本シリーズ JTカップ』2日目。アンダーパーは2名のみとなったがそのうちの一人、石川遼が3バーディ・1ボギー“68”で回り首位タイに浮上。「ショットが良かった」と光明を見出したことから“スイング論”に熱くなる場面も。

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 「ティショットが良かったし、セカンドも乗っていた」と多くの選手が苦しむラウンドのなかで大きなトラブルなくスコアを伸ばした石川。唯一、難関の最終18番パー3でティショットを右に曲げ、ボギーとしたことを反省点としたが「(ラウンド中は)良いスコアとは思っていなかった。“今日のベストはどれくらいかな”と思っていたし…」と予期せぬ首位浮上に笑顔を浮かべた。逆転負けを喫した先週の『カシオワールドオープン』では感じることができなかったショットの手ごたえに話がおよぶと、堰を切ったように“スイング論”を展開した。

 「インパクトからフォローにかけて加速するイメージを重視していて、今はインパクトで“当てて終わり”が一番良くないと思っているンですけど、柔らかいシャフトでイメージを作っていて、インパクトまでギリギリ(リリースを)我慢してフォローで逆しなりをする意識を持っていて、実際にはありえないんですけど〜(省略)」

 つまりダウンスイングでC字のしなりが生み出されて、インパクトで逆しなり(逆Cの字)の形になり、ボールにヒットする直前にヘッドが加速することが理想のシャフト挙動だが、“あえて”フォローで逆しなりを作り出すイメージを持つことで、インパクトで減速してヘッドスピードが出ない“当てて終わり”を改善しようとしているという。説明にジェスチャーを加えて話していたが、スイングを表現した左手が傍らに置いていたペットボトルを倒したところでストップ。

 「すいません、熱くなりすぎました。スイングのことになるとね」

 この日掴みかけた感覚を自身でもう一度確認するようにまくし立てた石川。「このショットが打てていれば優勝争いができる。明日が大事ですね」と勝ちきれるショットの感覚は確かなものにしたいという意気込みから、復調の兆しは大いに感じられた。

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