<THE QUEENS presented by KOWA 事前情報◇3日◇三好カントリー倶楽部 西コース(6,500ヤード・パー72)>

 今季米国女子ツアーで3勝を挙げ、ぶっちぎりのルーキー・オブ・ザ・イヤー。世界ランキングも7位につける22歳キム・セヨン(韓国)が、今週開催の4ツアー対抗戦「THE QUEENS presented by KOWA」(以下ザ・クイーンズ)で日本デビューを果たす。

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 今大会はあくまでツアー対抗戦のため、米ツアーメンバーであるセヨンには出場権はなかったが、米ツアーメンバーの推薦枠での参戦となる。インビー・パーク、リュ・ソヨンらが出場を辞退する中で出場権が回ってきたセヨンは出場を即断。「私は今アメリカツアーで戦っているし、なかなかこういった機会はない。韓国のプロとしてでなければいけないと思って出場を決めました」と国を背負った戦いに表情を引き締めた。

 セヨンはメキシコでの「ロレーナ・オチョア招待」から、翌週の最終戦「CMEグループ・ツアー選手権」と米ツアーの終盤戦を戦ったあとは母国・韓国に移動。そこで、韓国ツアーで戦うプロ12名と、インビー・パークら米ツアーで戦う韓国人プロ12名による3日間のイベントに参加した。

 「私は米国ツアー側の選手として出ていたので、今回のチームメイトと戦っていたんです(笑)。だからまだ不思議な感じ」と苦笑いを浮かべたが、フォアボール、フォアサム、シングルスとまさに今大会と同様の3日間は韓国チームの結束を強く固くした。ハードスケジュールの代償で体調を崩してはいるものの、「プロとしてしっかりコンディションを整えて明日に臨みたい」と最後まで強い決意が揺らぐことはなかった。

 今季を振り返っては「自分の望むような結果を残すことが出来た。来年はまた新たなステップであるオリンピックもあるのでそこに向けてがんばりたい」。層の厚い韓国女子選手には本戦の前に熾烈な出場権争いが待っている。112年ぶりに復活するオリンピックの舞台に立つために。セヨンにとっては国を背負って戦うことの意義を改めて胸に刻む3日間になるはずだ。

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