<LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 最終日◇29日◇宮崎カントリークラブ(6,448ヤード・パー72)>

 シーズン最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」の最終日は、今季の女子ツアーを象徴するように、海外勢の強さが目立った。

ライブフォトで大会4日間を振り返る!
 首位と1打差の2位から出た申ジエ(韓国)が4連続を含む6バーディ・2ボギーの“68”をマーク。4つスコアを伸ばしトータル7アンダー、終ってみれば2位の大山志保に6打差をつける圧勝で初めて日本ツアーでメジャー大会を制覇した。これで今季はメジャー覇者は全て海外勢となった。これは08年にメジャーが4試合になってから初めてのこと。なお、昨年から数えると6戦連続で日本人はメジャーを勝てていない。

 申はこれでツアー通算12勝目。昨年の日本女子プロゴルフ選手権では2位タイなど「準優勝はしたことがあるけど、メジャーで勝ったのは初めてだから嬉しいです」とビッグタイトル獲得を喜んでいた。

 「ショットはすごく良かったのですが、風が強くて。今日は風が弱かったので攻められました。いいショットとパットが噛み合ってくれた」。ようやくプレーが噛み合い、思うようなプレーができた。8番パー3ではティショットを2.5メートルにつけバーディを奪取、それを皮切りに4連続バーディを奪うと後続に影すら踏ませずぶっちぎった。

 申はこの勝利で賞金ランクを3位に上げて今季を終えた。初めてメジャータイトルを奪取し、来季の目標は「賞金女王を期待されているし、自分でもなりたいです」。申は日本でも優勝の副賞などを施設に寄付をするなどチャリティ活動にも精力的に取り組んでいる。「それで知り合った方も増えてきています。私はファンの皆さんから力をもらっています」。日本ツアーに本格参戦して来年で3年目、次第に声援や顔見知りが増えてきていることを感じている。

 異国での声援はプレーをする上で大きな助けになるだろう。徐々に増える声援に勇気をもらいながら、来季は女王の座を狙いにいく。

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