<カシオワールドオープン 3日目◇28日◇Kochi黒潮カントリークラブ(7,315ヤード・パー72)>

 昨年の『カシオワールドオープン』では最終組の1つ前の組からプレッシャーをかけて、逆転優勝を飾った片山晋呉。今年もその再現とばかりに、3日目を終えて4位タイに浮上し「諦めるところじゃないし、チャンスがある。昨年みたいにやれたらちょうどいい」と3打差で首位を走る石川遼を捉える腹づもりだ。

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 前半3つスコアを伸ばし折り返した片山。後半立ち上がりの10番でもバーディを奪取し、上位に浮上した。だが終盤トラブルに見舞われ、16番と17番で連続ボギーとなってしまう。16番では2打目をフェアウェイバンカーに入れ、アゴに張りついた状態となるピンチに。強引に打った3打目だったが、上手くクリークをかわし、グリーン左まで運ぶと4打目のアプローチでは20cmに寄せた。「最高のボギーですよ」とダボもありえる大トラブルも何とかボギーで切り抜けることに成功した。

 続く17番は3打目がバンカーショットとなるが、高いアゴが越えたボールはピンに直接あたり1mのパーパットが残る。ここもうまく切り抜けたかに思われたが、「つまらないボギーだから(前のナイスボギーも)チャラだね」。それでも18番パー5ではきっちりと取り返し、射程圏内のトータル7アンダーでホールアウトした。

 逆転については「ビッグスコアを出せれば面白い」と語った片山。「明日は前の組を見て、後ろの組を見て、楽しいんじゃないかな」。

 今季は『VISA太平洋マスターズ』で1勝を挙げ、目標としている30勝へ王手をかけているが「いつも言ってきたこと。言わないと出来ないところだから」と当然意識のなかに。“昨年よりも大きい獲物”を捉え、逆転連覇で30勝達成。最高のシナリオは実現するか。

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