<カシオワールドオープン 1日目◇26日◇Kochi黒潮カントリークラブ(7,315ヤード・パー72)>

 昨シーズンから導入されているシードシステム“第1カテゴリー”と“第2カテゴリー”。ツアー出場権が確保される本来のシード権が60位までに引き上げられ、60〜75位はシーズン中の成績により、出場資格順位の見直し(リランキング)が行われるという制度で、同じくシード選手として扱われるが、60位までの第1カテゴリーと、61位以下の第2カテゴリーでは終盤の出場権で大きな差がでてくる。

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 『カシオワールドオープン』で初日4アンダー・2位タイ発進となった小林伸太郎(61位 ※出場義務試合数が満たない2選手を除外するため、繰り上がり)は第1シード獲得レースの真っ只中の一人だ。

 「ブリヂストンオープンでトップ10に入って、次のマイナビABCには出れて…賞金ランク53位でしたが、そこから3試合出れませんでした」。今季はQT上位で這い上がり結果を残してきたが終盤に出場できず8人に抜かれた。第2シードなら今年と同じ状況を迎える可能性があるだけに「来年はこういう思いをしないために第1シードを獲りたい」と必死だ。

 試合のない3週間も無駄にせず準備を進めてきた。「HEIWA PGMとダンロップフェニックスへはウエイティングとして行きましたが、その合間に黒潮CCで4ラウンドできました」と難コース対策に着手。バーディを奪取した14番は「ここの所属の弘井太郎さんに聞いた“横からの風だけしか考えないでいい”とアドバイスが活きた」と横風にぶつけた分の飛距離ロスを計算にいれた番手選択でベタピンにつけた。

 「同組のA・キューさんとは賞金ランクがすごく近いし(小林のひとつ下の62位)意識する。誰があがっも落ちてもおかしくない状況なので、悔いが残らないようにベストを尽くす」。K・T・ゴン(ランク65位)、矢野東(ランク70位)、増田伸洋(ランク72位)、額賀辰徳(ランク74位)と現在第2シード圏内の選手も初日アンダーパーと上を目指してプレーを続ける。

「なんとか維持したい!ではなく3〜4人抜くくらいじゃないと」。小林のセリフはシード権争いを戦う全選手の言葉だろう。

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