<カシオワールドオープン 事前情報◇25日◇Kochi黒潮カントリークラブ(7315ヤード・パー72)>

 昨年は“階段が下りれないくらい足が痛い”と試合中に弱音を吐きながらも、最終日バックナインで圧倒的な強さを見せつけ、逆転優勝を飾った片山晋呉。今年は2週間前の『VISA太平洋マスターズ』で通算29勝目を達成し、今大会は「30勝をしたいという目標はある。そういう意味では勝ちたい」と意気込んだ。

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 後半戦は好調なショットに支えられ、優勝を含むトップ10入り5回。いい位置でプレーできるという感触から「楽しみですよ」と笑みを浮かべた。その好調の理由について片山は「脱力しかしていない。力が入らないし、どうしたら入るんだろう」とおどけるが、長く患ってきた腰痛への不安も解消し、気負わずプレーできていることが要因だろう。

 昨シーズンは、右手の親指と人差し指の痺れを皮切りに、腰の神経を傷め3週間ほど歩行困難になるなど怪我が頻発。さらに左カカトの痛みが発症した中で同大会を迎える。そんな満身創痍の身体で優勝を果たした。今年は体調面が確実に前年を上回っているだけに、勝負できるという感覚を持っている。

 また、残り2戦を戦う上でのテーマも「今の感触で出来ていればいい」と飄々と語る片山。だが“欲”について問われると「早目の30勝」という言葉が出てきた。

 「(今は)優勝争いもできると思うから、その中でどうやって“勝ち”を獲れるか。意識を持ってやりたいですね。」。自然体で結果を残せる今は、片山にとって心地よい状態に違いない。

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