<CMEグループ・ツアー選手権 最終日◇22日◇ティブロンGC(6,540ヤード・パー72)>

 苦しんだ米ツアー10年目に最後の最後で光が差し込んだ。今季の米国女子ツアー最終戦「CMEグループ・ツアー選手権」。首位と4打差でスタートした宮里藍は3バーディ・4ボギーの“73”でスコアを1つ落とし、トータル8アンダーの14位タイで4日間を終えた。

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 雨の影響で1時間遅れて迎えたティオフ。兄・優作の「ダンロップフェニックス」優勝の報を聞いて締めくくりのラウンドをスタートさせた。悪天候の中2番でバーディを先行させると粘りを見せて上位を淡々とうかがう。9番、11番と2つのボギーを叩いて後退したものの13番ではチップインバーディを奪うと、続く14番もバーディとして懸命に食らいついた。

 終盤に2つのボギーを叩いてスコアを落としたものの、「たくさん良いプレーができた。この難しいコースでここまでできたのは大きくて、自信になったし、来年につながると思う」。目標としたトップ10には加われなかったが、今季のベストフィニッシュにうなずいた。

 トップ10フィニッシュはなく、夏場には5試合連続予選落ちも味わった。それでも、シード落ちを味わった昨年から確かに前進している。この最終戦1つとっても実感できる。「2年前は棄権、去年はこの試合に出られなかった。今年は出られて、上位で争えたというのは大きな進歩かな。少しずつですが前には進めている」。

 今季は過去4年以内の年間複数勝利者(宮里は2012年2勝)のカテゴリで試合に出場してきた宮里だが、今季賞金ランクは80位以内に入ってシード権を確保。来季もまずは無事に迎えることができる。「最低限の目標をクリアできた。それはよかった。あとはオフ次第で、来年は初戦から優勝争いに絡めるようにしていきたいと思う」。道のりは決して平坦ではないが、復活への足取りは確かに刻んでいる。

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