<ISPS HANDA CUPフィランスロピーシニアトーナメント 最終日◇22日◇成田ヒルズカントリークラブ(6,763ヤード・パー72)>

 「ISPS HANDA CUPフィランスロピーシニアトーナメント」は秋葉真一の優勝で決着。賞金ランキング1位で今大会を迎えた室田淳は、単独首位で迎えた最終ホールでボギーを叩いてトータル10アンダーフィニッシュ。1つ後ろの組を回っていた秋葉に土壇場で逆転を許し2位で3日間を終えた。

優勝カップじゃなくて優勝カブト?を掲げる秋葉真一
 しかし、賞金王を争うライバルだった崎山武志が43位タイに終わり、ランキング1位の座はキープ。崎山はチャンピオンズツアー最終予選会(12月1日〜4日 米アリゾナ州)出場のため最終戦「いわさき白露シニア」の欠場を決めており、1試合を残して室田の4度目となる賞金王戴冠が決まった。

 年間を通じてみせつけた最強シニアの実力。「年男として最高のシーズンでした(笑)2006年に初めて賞金王になって常に優勝争いをすることを目標にやってきた。還暦の賞金王はいないでしょ?自信を持っていいと思う」。1試合は残しているものの、7月に還暦を迎えたシーズンを笑顔で振り返った。

 強さの秘訣は“走ること”だ。野球をやっていた高校時代から走ることは日課。若いころは一日必ず10キロは走ることで体を作ってきた。60歳になってからもそれは変わることない。「今は5キロくらいだけど、嘘なしにプロに入ってからずっと走っている。走行距離は1番だと自信を持って言える」。レギュラーとシニアを掛け持ちして戦う体の強さはこうして培われている。

 最後まで賞金王を争った崎山には「今年はすごかったと思う。チャンピオンズツアーの予選会も是非成功して向こうで活躍できるように頑張って欲しい」とエール。賞金ランク2位が決まった崎山は「室田さんは優勝しない時も上位にいるのが強さ。貪欲に諦めることなく前向きにやっているのがすごい」と語った。

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