<大王製紙エリエールレディスオープン 初日◇19日◇五浦庭園カントリークラブ(6,460ヤード・パー72)>

 先週の『伊藤園レディス』で賞金女王を今季6勝目で確定させたイ・ボミ。女王として迎えた「大王製紙エリエールレディスオープン」初日は5バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの“70”。2アンダー・7位と上々の滑り出しを見せた。

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 INから出たボミは「今日はスタートからボールが左に行っていた」と苦しい立ち上がりに。スコアに大きく響いたのは12番パー3。ティショットを左のバンカーに入れると「濡れたバンカーで…」と難しいライからのアプローチを寄せることができず、3パット。序盤から“珍しく”ダブルボギーを叩いてしまう。

 だがここからが今季つねに安定したプレーを見せてきた女王の真骨頂。すぐさま13番でバーディを奪うと、16番でも奪取。さらに18番では10メートルを超えるバーディパットを沈め、1アンダーで折り返す。バックナインでは「チャンスについたらバーディを狙って」と要所を締めて2バーディ・1ボギー。出だしの失策にもブレずにスコアを伸ばし、首位と2打差の好位置で初日を終えた。

 「今週は初めてのコースだったので、今日はデータを集めました」と試運転モードながらも上々の滑り出しに満足げな表情を見せたボミ。「決勝から頑張れるように」と予選ラウンド2日間で“初体験”の五浦庭園カントリークラブのポイントを抑える作戦だ。

 初日から“飛ばしすぎない理由”はもう1つある。「最近出だしが良いと最終日悪くなっていました。少しずつ上げていければいいかなと思います」。今大会は4日間。連戦の疲れが最後に出ないようにペース配分を考えながら、尻上がりに調子を上げていく腹積もりだ。

 国内女子ツアー初の2億円プレーヤーとなってもボミに気の緩みはない。新たに立てた目標である伊澤利光の持つ日本のツアー年間獲得賞金最高額217,934,583円(2001年)超え。10,117,526円差だが、残り2試合で記録更新を貪欲に狙っている。

 予選ラウンドでコース攻略の準備を行い、決勝ラウンドでの爆発を…。今週での伊澤超えのストーリーが“最強女王”の頭のなかでは明確に描かれている。

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