<三井住友VISA太平洋マスターズ 3日目◇14日◇太平洋クラブ御殿場コース(7,246ヤード・パー72)>

 降り止まない雨に多くの上位勢が耐える展開となった「三井住友VISA太平洋マスターズ」の3日目。そんな難コンディションの中で頭1つ抜けたのは永久シードの片山晋呉だった。

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 2008年以来の赤いウイニングジャケットまでもう少し。首位タイスタートのムービングデーに「落とすのだけは避けたい。ついたときだけ狙おう」という気持ちでスタートしたが、終わってみれば2つ伸ばしトータル14アンダーの単独首位となった。「着実にグリーンに乗せてパットを決めていた。安定していました」と同組のバッバ・ワトソン(米国)も認めるナイスプレーを見せた。

 そんな片山が「今年一番かも」と言ったのが8番のセカンドショット。木が邪魔になる位置からのセカンドショットだったが、ピン手前3メートルにつけて2個目のバーディを奪った。迫ってきたタンヤゴーン・クロンパ(タイ)を振り切った。

 今日は「回りたくない。毎ホール置いてかれたら、気が滅入っちゃうもん」と話していた飛ばし屋・ワトソンとのペアリング。そんな中でも「自分に集中できた」と自分にできることをひたすらに続けた。たまにワトソンのプレーを見たようで「すごいなぁ、こんなに球を曲げるんだなぁ」と楽しく眺めていたようだ。

 今大会で優勝すればツアー通算30勝に王手をかけるだけでなく、史上2人目となる生涯獲得賞金20億円突破も達成する。「良いゴルフができているから、明日もこの感じでやれたらいいな。僕は僕なりの一番良いプレーをしたい」。43歳のベテランがこれまでのキャリアを活かし大記録へと向かっていく。

【生涯獲得賞金上位10名】
1位 尾崎将司(2,688,836,653円)
2位 片山晋呉(1,976,560,709円)
3位 中嶋常幸(1,664,362,166円)
4位 谷口徹(1,566,700,805円)
5位 尾崎直道(1,543,642,613円)
6位 藤田寛之(1,382,343,548円)
7位 倉本昌弘(1,019,915,189円)
8位 伊澤利光(1,007,855,886円)
9位 青木功(980,652,048円)
10位 宮本勝昌(967,518,139円)

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