<伊藤園レディスゴルフトーナメント 事前情報◇12日◇グレートアイランド倶楽部(6,639ヤード・パー72)>

 ツアー生活10年目、今年で31歳になる前田陽子のゴルフ人生は、昨年の「伊藤園レディス」での初優勝から大きく上昇気流に乗った。

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 昨季ようやくツアーフル参戦できる権利を獲得した苦労人は、2006年ツアー登録、2008年プロテスト合格するも、昨年開幕時まではレギュラーツアー出場は6試合のみ。ステップ・アップ・ツアーを主戦場にして地元徳島のダンボール工場でのアルバイトで生計を立てていた。

 だが「伊藤園レディスゴルフトーナメント」でプレーオフの末、勝利をあげると2015年1月には地道に努力する前田の姿勢に共感した伊藤園と所属契約。そして初のシード選手と迎えた今季は、7月の「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント」で2勝目。初優勝を“たまたまじゃないか”と言われたこともあったというが、「自分の力でも通用すると感じることができた」と優勝会見で自信を口にした。

 劇的に変わった1年。昨年大会は2日目に首位に立つまで“無名”だったが、今大会は開幕前から期待を受ける“ホステス”に変わった。伊藤園の会長からは“所属先だからといって頑張らなくてもいいけど、予選は通ってね”と言われたといい、「ホステスプロはいい経験だと思います。ほかの試合でもホステスとして出ている方は“すごい緊張しているんだな”って見ていましたけど、いい経験になると思います。滅多に出来ない経験ですから」。

 ボランティアからも“連覇”と声をかけられるが「割り切ってやろうと思います。自分にプレッシャーがかかりますし、結果に気にしません」とあくまでマイペースで挑む前田だが優勝争いに加わり、所属先への恩返しをしたいところだ。

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