<伊藤園レディスゴルフトーナメント 事前情報◇12日◇グレートアイランド倶楽部(6,639ヤード・パー72)>

 今季の賞金女王争いは2名の海外勢に絞られている。5勝を挙げて年間獲得賞金2億円を狙う勢いでランクトップを走るイ・ボミ(韓国)と、同じく5勝しているテレサ・ルー(台湾)。ただ2人の間には5400万以上の差があり、今週の「伊藤園レディス」でテレサが優勝できなければ、レースは“ボミの悲願の賞金女王戴冠”という形で終戦となる。

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 唯一の挑戦者となったテレサでも、その可能性は限りなく少ない。残り3戦全勝(伊藤園レディス1,800万円+エリエールレディスオープン1,800万円+リコーカップ2,500万円=6,100万)して、ボミが稼がずにいてくれることを願うしかない。

 「ショットが良くない」と決して調子が良くないなかで、逆転への可能性を問われたテレサは「(逆転への)意識はないですね。もう無理と思ったから」と笑いつつも「一生懸命やるしかない。毎週勝ちたいし、毎週ベストを尽くしたい」と残り3戦で結果を追求していく。

 賞金ランク、メルセデスランク、パーオン率、平均パット数…。今季のツアー公式記録はボミの独占状態だが、2つだけテレサが上回っているものがある。それは平均ストロークと平均バーディ数。特に平均ストロークに関しては常々、「賞金女王よりも60台を目指す」と、誰も成し遂げたいことのない大記録達成を公言していただけにこだわりが強い。

 現在時点で70.2195。テレサが「厳しいですね」というように、残り3試合すべて13アンダー以上を達成してギリギリという難しい状況。それでも、「I hope(願っている)」と賞金女王へは“白旗”をあげても、こちらは諦めていない。

 かなり難易度が高いミッションだが、昨年のテレサの残り3試合の結果を見てみると、伊藤園レディス欠場、「大王製紙エリエールレディスオープン」17アンダーの2位、「LPGAツアー選手権リコーカップ」10アンダーで優勝(※プレーオフにて)と決して不可能とは思えない。全試合13アンダーを目標とするなら、優勝争いは確実。もしかしたら3戦全勝も…。今大会で優勝した場合はさらなるドラマが待っているかもしれない。

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