<富士フイルム シニア チャンピオンシップ 2日目◇6日◇ザ・カントリークラブ・ジャパン(7,006ヤード・パー72)>

 PGAシニアツアー終盤のビッグトーナメント『富士フイルム シニア チャンピオンシップ』は2日目が終了。現在賞金ランクトップを走る崎山武志はトータル1オーバー・24位タイと中位に位置しているが、賞金王を争う室田淳が優勝を争いをしているため、「。いいショットは多いんですけど、それがいいスコアにつながらない」とパッティングに苦しんでいるものの、少しでも上位を狙うべく最終日に挑む。

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 「平均で300ヤードくらい飛ばすだろ?(青木)」「いえ、280ヤードくらいです(崎山)」という大会前の公式記者会見のやりとりからわかるように、ともに戦う選手たちが驚く崎山のドライバーショット。芹澤信雄が「彼は体脂肪率が10%ないんじゃないですか」と表現するように、服の上からでもわかる筋骨隆々の肉体が特徴的だが、実際のティショットを見てみると“躍動感のないまったく力感のないスイング”だとひと目でわかる。

 「彼は体が堅いですからね(笑)真似しちゃいけませんよ(芹澤)」。がっしりした体躯でアドレスからバックスイングで下半身を動かさず、強い捻転を作り出しているかと思いきや「僕は体が堅いのでヒールアップを意識して、下半身と上半身を一緒に回してる感覚ですよ」。

 「体の硬い人間が下半身を止めて、上半身を回すほうに意識を持つと、切り返しの時に力みが生まれるんです。硬いだけに回すためにも力を入れなきゃいけないから、その反動でね。今大会も左サイドも一緒に回す感覚でだいぶヒールアップを意識してます」。下半身と上半身を一緒に回し、ゆったりとフィニッシュまでバランス良く振りぬくだけで「そんなに飛ばそうと考えていない」。

 「アマチュアの人もヒールアップを極端にしていればいい。右足に体重がしっかり乗るし、ヒールダウンから切り返しを始動すれば“トントン”って勝手に体も回ってくれますよ」とレッスンも披露した崎山。最終日は“シニア一の飛距離を生み出すスイング”を目的に会場を訪れるのもいいかもしれない。

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