<富士フイルム シニア チャンピオンシップ 初日◇5日◇ザ・カントリークラブ・ジャパン(7,006ヤード・パー72)>

 現在約500万円差で賞金ランク首位・崎山武志を追走する室田淳。ディフェンディングチャンピオンとして迎える『富士フイルム シニア チャンピオンシップ』は高額賞金大会だけに、残り3試合の時点で逆転を狙いたい大事な試合だが、初日を終えてノーボギー・5アンダーの首位と最高のスタートを切ることに成功した。

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 先週の『日本シニアオープン』は最終日前半に猛烈な追い上げを見せ、4位でフィニッシュするも、今週は「調子は良くない。練習も腰が痛くてできない」と本来のプレーが出来ない状況。だが「ショットは丁寧にやろうと。“究極なショット”を求めず攻めないというかね。グリーンを外したのも2番でオーバーして外したくらいだったよ」と2オン2パットを切り抜けつつチャンスを逃さないゴルフで、いま最もやりがいを感じている“シニアツアーにきてくれるギャラリーにバーディを見せる”という言葉通りの見せ場を5度作った。

 今年のPGAシニアツアー賞金王争いは4勝の崎山、2勝の室田のデットヒート。室田が連覇を達成すれば自身4度目のPGAシニアツアー賞金王獲得へ大きく前進するが「僕は意識してもいいことないから。プレッシャーに弱いんだからさ」と視界の外に追いやっている。

 過去3度(2006年、2007年、2013年)の戴冠時は「前半戦で上に行き過ぎちゃった。争う暇なくで、僕にとっては本当に好都合だったよ(笑)」と比較的“無風”だったことから、勇猛果敢な後輩との争いに「争うと弱いのよ、生まれつき。ツアーに一番向いていない性格だから」と笑いながらも多少困惑している。

 「片手で打っても入るようなパットが入らないんだよ、入れたくなると」と自身の“弱気な”性格を把握しているだけに、ちらつく欲望を抑えながら残り2日間を戦う。

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