<樋口久子 Pontaレディス 2日目◇31日◇武蔵丘ゴルフコース(6,605ヤード・パー72)>

 賞金ランク上位勢が不在の国内女子ツアー「樋口久子 Pontaレディス」は初日にツアー初出場のアマチュア、畑岡奈紗が単独首位に立つ波乱の幕開けに。そして、その畑岡はこの日1イーグル・3バーディ・2ボギー・1ダブルボギーで“71”をマーク。出入りの激しい内容ながらスコアを1つ伸ばし、トータル5アンダー首位タイで最終日に臨むこととなった。

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 畑岡は前半では2つスコアを伸ばし、首位を守って折り返す。しかし、12番パー3ではティショットを左バンカーに入れると、左足下がりのライで「ダフってしまいました」と脱出に失敗。次でグリーンに乗せることはできたが3オン・2パットでダボ。続く13番でもスコアを落としてしまう。

 このままズルズルいってしまうかと思われたが、やはりツアー史上初の初出場首位発進を決めた16歳は“持って”いた。16番パー5ではピンまで57ヤードのアプローチをカップに放り込みイーグルを奪取。この一打でスコアをアンダーに戻してフィニッシュ。渡邉彩香、茂木宏美に並ばれたが、首位タイとトップの座はキープ。史上初のアマチュアでの完全優勝というとてつもない快挙を視界に捉えた。また、マンデーを通過した選手の優勝も史上初となる。

 16番、3打目を打つ際に2年間着用していたパワーストーンが左手のグローブに引っかかり、それを取ろうとした際にヒモが切れてしまった。これを吉兆だと感じたという畑岡。落ちた石は母でキャディの博美さんに拾ってもらい、自身が放ったショットはイーグルに。会見では「パワーストーンって本当に効果があるんですね」とあどけない笑顔を見せた。パワーストーンは勝負運を上げるというブラックオニキスや誕生石のガーネット、水晶などで構成されたもの。信じるものは救われるのか、畑岡に救いの1打をもたらしてくれた。

 「イーグルは大きかったですね」、ダボなどの悪い流れは16番ですべて吹き飛ばした。明日は「3日間で一番良いプレーができるようにしたい」と抱負を話した。小柄ながらドライバーの平均飛距離が260ヤードと飛ばし屋の畑岡。明日はツアー屈指の飛距離を誇る渡邉と優勝を争うが、「彩香さんと一度回って見たいと思っていました。飛ばしの技を盗みたいですね」と目を輝かせていた。

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