<マイナビABCチャンピオンシップ 3日目◇31日◇ABCゴルフ倶楽部(7,130ヤード・パー71)>

 この日4つ伸ばしての急浮上。それでも「足りない」。ゴルフの内容も成績もだ。国内男子ツアー「マイナビABCチャンピオンシップ」。トータル1オーバーの30位タイから出た藤田寛之は裏街道からムーブアップを果たして、トータル3アンダーの13位タイで3日目を終えた。

ABCといえばあのウォーターショット 今年は…
 好スコアでホールアウトしても表情は冴えなかった。「今日はたまたまハマっただけ。ショットで少し間を作る感じでやった」とわずかに調子は上向いたものの、納得できるものではない。今月初旬の「HONMA TOURWORLD CUP」でエースパターを忘れて以来、スコッティキャメロンのサーカ#6センターシャフトプロトタイプを握っているグリーン上でも納得の表情は見られなかった。

 2012年の賞金王も現在の賞金ランキングは40位と低迷。目下の目標は自身が2010年から3連覇を達成した30名のみが出場できる最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の出場だ。もちろん勝って決めることができれば最高だが、「今の自分に優勝なんておこがましい。1つでも上の順位であがりたい。賞金ランクが落ちていく一方なので」と苦笑いだ。

 「ゴルフ日本シリーズJTカップ」は今季から賞金ランク上位20名などに出場資格が与えられるが、今季の優勝者などは権利が重複するため賞金ランク30位ほどまで繰り下がる見込み。「上に行くイメージは出来ない。ゴルフの体調が悪いので点滴でもしてもわらないと」と苦しい胸の内を明かすが、高額賞金の続く秋の陣は少しでも稼ぎたい。

 好位置で迎える今大会の最終日ももちろん、同じ思いだ。

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