<マイナビABCチャンピオンシップ 2日目◇30日◇ABCゴルフ倶楽部(7,130ヤード・パー71)>

 11月14日(土)から始まる欧州ツアー最終予選会を控えた片岡大育が、母国で弾みをつけるべく好位置で大会を折り返しだ。初日を1アンダーの17位タイで終えた片岡はこの日も4バーディ・ノーボギーの“67”とスコアを伸ばし、トータル5アンダーで首位と2打差の2位タイに浮上。5月の「関西オープン」に続く関西での2勝目へ向けて好位置で週末を迎える。

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 2週連続予選落ちで迎えた今大会前。「万全の状態で行きたかった」と予選会を見すえて、強くなりすぎていたドロー回転を修正中のショットに加えて、今季ここまで平均パット4位と得意のパッティングも決して状態の良いものではなかった。

 それでも、「ハンドファーストになりすぎていて、球が潰れる感じで滑っていたので、(打つ前に)先週からあまり手を前に動かさないようにしたら良くなった」と修正ポイントを見つけると復調。「(同組で回った)キョンテのパッティングも見てたら打つ前に動かないし、たまたま一緒だったけど勉強になった」と間近で見たトップランカーからの刺激も大きかった。

 スペインにあるPGAカタルーニャリゾートで行われる最終予選会は140名の出場選手に対して25枠(タイ)を争う過酷な6日間の戦い。9月2日終了時の賞金ランク上位15位などで最終予選会から行ける権利を手にして「今行かなくていつ行くんだと」とエントリーを決めたが、それでも進む道は厳しいものだ。だが、片岡は怯むことなく将来を見すえる。 「レベルが高い所でやりたいという志がある。5年後、10年後に向こうでやっている選手になりたいという夢もある。今大会ダメでチャレンジすることによって現場で感じる物があると思う」。

 5年後、10年後は欧州かそれともアメリカか。「レベルの高いところならどちらでも構わない」。アジアンツアーへの参戦経験もありアーニー・エルス(南アフリカ)と優勝争いをしたこともある国際派は夢の実現へ確かに前進している。

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