<マイナビABCチャンピオンシップ 事前情報◇28日◇ABCゴルフ倶楽部(7,130ヤード・パー71)>

 ホストプロとして今大会を迎える矢野東は、2009年の3位タイを始めとして本大会でのトップ10フィニッシュは5回。主催者であるマイナビとスポンサー契約につながったのもこの関西秋の大一番での好相性も無関係ではない。だが、いかんせんホストとなってからの成績がふるわない。契約初年度の2012年から4年間は今大会にかぎらず矢野自身にとっても苦悩の時期。「優勝スピーチも何年も前から考えてある」と気合いは十分なのだが…。

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 昨年はシード落ちも経験し、ファイナルQTでなんとか這い上がった。今季は3日目を終えて首位に立った「ISPSハンダグローバルカップ」以外での目立った活躍はないものの、予選はコンスタントに通過している。だが、それも「芯に当たらなくてもスコアを作る術を身につけたんですよ。望まないこと(笑)」と自分の目指すところではない。賞金ランクも62位と微妙な位置ながら、こちらも「芯に当たらないからどうしようもない」と諦め顔だ。

 最後の優勝は賞金ランク2位に入った2008年の「ブリヂストンオープン」までさかのぼる。秋には10試合連続トップ10も記録するなど、安定したショットと得意のパッティングを武器に一気にツアーの中心選手にのし上がった。しかし、その後は理想のスイングを追い求めるあまり低迷。パッティングにも影響を及ぼして結果のでない日々が続いた。今年に入ってもショットの低迷は続き、「ここ1か月くらいは自信を持って出来ている」というパッティングが今は生命線だ。

 そんな状況だから大会後のスケジュールも未確定な立場。次週の「HEIWA・PGMチャンピオンシップ」と「カシオ・ワールド・オープン」が決まっているのみだ。賞金ランク75位に与えられる準シード確保は60位以内の本シードへは威勢のいいことは言えない。芯に当たらないショットの大手術に踏み切るべく「早くオフになってほしい」と語るのがやっとなのが現在地だ。

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