<マスターズGCレディース 最終日◇25日◇マスターズゴルフ倶楽部(6,543ヤード・パー72)>

 兵庫県にあるマスターズゴルフ倶楽部で開催された「マスターズGCレディース」最終日。賞金総額14,000万円、優勝賞金2,520万円という国内屈指の高額賞金大会が終了し、日本人の賞金女王戴冠の可能性が消滅した。

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 今シーズン残り5試合の優勝賞金総額は1億60万(優勝賞金がドル単位のTOTOジャパンクラシックは1ドル=120円で換算)。現在日本人最上位の菊地絵理香が5連勝して、トップのイ・ボミ(韓国)が全試合予選落ちしても逆転できないため、女王の座はボミと2位のテレサ・ルー(台湾)の2人に絞られた。

 5試合を残しての消滅は、2012年、2014年(「伊藤園レディス」終了時点で消滅)を越える史上最速となる。

 今大会前まで可能性を残していた菊地は「2人とは飛距離が10ヤードくらい違う。現時点ではその差はちょっとしんどいものがありますね」とボミ、テレサとの差を話す。ただし、もちろん黙ってみているわけではない。「もう少し球を高く打てることができればティショットで差があってもパットの勝負に持ち込めると思う。オフが短いので飛距離を伸ばす、というのはちょっと難しいけど打ち方で補っていきたい」と課題を自覚する。「そうすれば攻め方も変わってくるし、その時はモチベーションの1つとして(賞金女王を)視野に入れていきたい」と来年以降でのリベンジを誓った。

 同じく可能性を持っていた上田桃子は「日本人プロとして責任は感じています。今の実力を受け止めて来年以降頑張るだけです」と言葉少なに語った。

 日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長も「最近はもつれることが多かったが、今年は2人が抜けていたということ。2人も日本にきたときは圧倒的な強さを持っていたわけではなかった。ボミさん、テレサさんと同じように、“勝つために自分はどうするのか”を考えて、切磋琢磨して頑張ってほしい。そうやってレベルを上げてオリンピックや海外ツアーに出たときにも活躍できる選手がどんどん出てきてくれたら。そうやって国内女子ツアーが盛り上がって欲しいですね」とコメント。「まだ5試合あります。今は離されているけどこれからどうなるか分からない。ここで白旗をあげているようじゃダメ。少しでも近づけるように頑張ってほしい」と奮起を促した。

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