<ブリヂストンオープン 2日目◇23日◇袖ヶ浦カンツリークラブ・袖ヶ浦コース(7,119ヤード・パー71)>

 国内男子ツアー「ブリヂストンオープン」は千葉県の袖ヶ浦CC袖ヶ浦Cで第2ラウンドを行い、7バーディ・2ボギーの“66”で5つスコアを伸ばした21歳の稲森佑貴がトータル8アンダーでホストプロの近藤共弘と並んで首位タイに浮上した。

転機となった「ダイヤモンドカップ」稲森佑貴のショット写真!
 昨年は賞金ランク75位で第2シード(60位以内のシード選手より出場優先権が低い)を確保して迎えた今シーズン。転機となったのは9月の「アジア・パシフィック ダイヤモンドカップゴルフ」だった。中嶋常幸の欠場によりウェイティングで出場権を得ると、2日目に“65”をマークしてシーズンベストとなる5位タイでフィニッシュした。

 これにより、今年から導入されたリランキング制度“フォールシャッフル”で3位に入り秋以降の出場権も確保。「気持ち的にも余裕ができたので突っ走っていくだけ」と気負いなく迎えた今大会での躍進も、「ダイヤモンドカップ」で巡ってきたチャンスをつかんだからこそだ。

 キャディを務める父の兼隆さんと親子鷹で、キャンピングカーを使ってツアーを転戦する異色プロとしてたびたび注目を集めてきた21歳だが、今週は久々に千葉市内のホテルからコースに通っている。「先週が兵庫(日本オープン)で今週が千葉でまた来週が兵庫(マイナビABC)なので、空を行こうと」と移動疲れを考慮して兵庫から空路で移動。先週は兵庫県内のゴルフ練習場に許可をもらって駐車場でトーナメントウィークを過ごしたという。

 現在3代目のキャンピングカーは近々新車に変わる予定で、「今のよりだいぶ大きいので、足を伸ばして寝られるかもしれない」と移動と宿舎を兼ねるスペースのグレードアップを喜んだ。しかし、「今週はホテルで大の字になって寝れているので、来年からは少し変更しようかな」とせっかくの4代目も出番は減る可能性がある。キャンピングカーの他にもマイカーを購入し11月末には納車予定。キャンピングカー移動か、マイカーか。それとも飛行機か。流浪の21歳には新しい悩みも増えそうだ。

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