<ブリヂストンオープン 事前情報◇21日◇袖ヶ浦カンツリークラブ・袖ヶ浦コース(7,119ヤード・パー71)>

 袖ヶ浦での「ブリヂストンオープン」の声を聞けば秋もいよいよ本番。大一番の続くこの季節はプロゴルファーにとって大事な2か月となる。今季の男子ツアーは新たに導入されたリランキング制度であるフォールシャッフルにより出場優先順位(優先順位カテゴリ18番目から25番目→14番目へ)の入れ替えがあったが、今大会はその出場資格が実際に適用される初戦となる。

深掘圭一郎が試している新アイアンはこれ!
 深堀圭一郎もフォールシャッフルにより出場優先権が14番目に繰り上がった一人だ。昨年はシーズンを通じて苦しみ、出場権の限られる第2シードギリギリに滑り込むのが精一杯。日照時間の関係で出場選手の絞られる秋のシーズンの出場は微妙な状況だった。しかし、今季は「RIZAP KBCオーガスタ」で5位タイに入ると、「日本オープン」前の直近の3試合はすべて10位台フィニッシュ。自力で秋の陣への出場権をつかみとった。

 深掘は「新しいシステムに変わってきて、仮にQTが良くなくても次につながっていく。僕もそのシステムに救われたし上手く流れに乗れるように。(仕組みは)いい方向に使えればと思う」とシステムの変化を歓迎する。「(前年が悪くても)その年に調子の良い選手が残るわけだし、ツアーとしては見どころが増えると思う」とさらなる試合の活性化を期待した。

 もちろん、10月9日に47歳を迎えたベテランも「これから好きな試合も多いし、そこに加われればと思う」と主役の一人となる意気込みは十分。年齢を重ねると共にスイングも体の負担が少ないスタイルに変えてきており、「少し良いモノが出始めている。ショットはある程度安定しているし、ショートゲームの安定感も出てきた」と準備は整いつつある。

 クラブに関しても同様だ。アイアンはXフォージドの2013年モデルを愛用し続けているが、ここに来てキャロウェイの新モデル「APEX PROアイアン」のテストもスタートした。

「今のアイアンよりもバンス(クラブのソールのふくらみ)に当たる時間が長く感じるので簡単に打てる。重心配分が上手くできているのですごく振りやすい」と好感触。バックフェース内部にあるウェイトホールで重量を調節することにより、プロの要求に応える操作性と弾道を兼ね備えた新兵器は“負担の少ない”というテーマを大いに後押ししてくれそうだ。

 誰もが気合いを込める秋はこれまで以上に厳しい戦いとなる。ベテランは経験と技を武器に、虎視眈々と頂点を狙っていく。

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