<富士通レディース 初日◇16日◇東急セブンハンドレッドクラブ 西コース(6,635ヤード・パー72)>

 アンダーパーは2人、イーブンパーを含めても9人という厳しい条件下での戦いとなった「富士通レディース」初日。プロ1年目の種子田香夏(たねだ・かな)が5バーディ・5ボギーのイーブンパーでラウンド。首位と5打差の3位タイにつけた。

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 種子田は福岡県にあるゴルフの強豪高・沖学園高校出身の20歳。昨年のファイナルQTで26位に入り、今季からTPD単年登録選手として試合に出場。7月にはプロテストに合格を果たしている。だが、プロ1年目は「KKTバンテリンレディス」で11位タイに入ったものの、予選落ちも多く苦しいシーズンが続いていた。

 転機となったのは今月の上旬。「日本女子オープン」の出場権を逃した種子田は、同週に行われるステップツアーも欠場。「腰が痛かったのもあったので、一週間休養に充てました。ゆっくり休んだり、友達と遊びに行ったり。心身ともにリフレッシュできました」。

 すると復帰初戦の「スタンレーレディス」で6位タイ発進。2日目にパターから崩れてしまい45位タイまで順位を落としたが、一定の手応えをつかんだ。そして「ターゲットにちゃんと向けているか、ストロークはちゃんとできているか改めて確認しました」と、先週の反省を活かして臨んだ今日は、10メートルのバーディパットを沈めるなどパットも復調。我慢を重ねての好スタートを後押しした。

 だが、祖父の出身地である鹿児島にルーツがあるという珍しい名字はまだ浸透していないと感じている。「どうしても初めての人には“しゅしだ”や“たねこだ”って読まれます(笑)まだ私のことを分からない人も多いと思うので、一発で“たねだ”と知ってもらえるような結果を出せるように頑張ります」。

全国ネット放送だけでなく、インターネット中継も行われている今大会で優勝争いを演じれば、きっと“たねだ”の名は瞬く間に広まるはずだ。

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