<スタンレーレディスゴルフトーナメント 最終日◇11日◇東名カントリークラブ(6,583ヤード・パー72)>

 『スタンレーレディス』で今季5勝目を挙げて、年間獲得賞金額の歴代最高額を7試合を残して更新したイ・ボミ。今季の強さの秘密は、ドライバーが良くなったこと、本間ゴルフのスタッフにスイングに合ったクラブをしっかり調整してもらい開幕を迎えられたこと、チャンスどころの短いパットの成功率が上がったこと、を理由に挙げたが、シーズン中に日々メンタル面の成長も重ねてきたことも要因だという。

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 「(一緒に回る)他の選手のプレーも勉強になっていて、自分のプレーに活かせていることが好調の要因」と選手のプレーに取り組む姿勢を“盗む”ことが成長の促進につながっているというが、ボミが最も影響を受けたのが『サロンパスカップ』と『日本女子オープン』、そして『全米女子オープン』と今季日米メジャー3勝を挙げた21歳の新鋭、チョン・インジ(韓国)との対峙。

 『サロンパスカップ』では決勝ラウンド2日間をともに最終組でラウンドし、敗戦。「イメージをしっかり作って打てている。ミスした後でも、イメージを作り直して迷いなくショットに移っていて集中力がすごいと思った」とメンタル面の強さに衝撃を受けた。

 「私の場合は、ミスすると早く打ちたくなったり、次のショットの心配が出てきてしまう…。でもインジはそういう部分がないので、メジャーにも強いんだと思う。先週の女子オープンも調子がいいようには見えないのに、しっかりとゴルフを組みたてていた」。

 快挙を達成し続ける“後輩”から感じた強い意志を取り入れて「自分に言い聞かせながらプレーするように」することで、1打1打の結果に惑わされないメンタルを作ってきたことがシーズン通しての安定感につながっているのだ。

 残り試合の目標は“年間獲得賞金2億円”“ホステスプロとして挑む『NOBUTA GROUP マスターズGCレディース』優勝”を挙げたが、「『リコーカップ』でインジに勝ちたい」という気持ちも強い。それだけにボミのモチベーションは最終戦まで衰えることはないだろう。

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