<サイム・ダービーLPGAマレーシア 3日目◇10日◇クアラルンプールG&CC(6,535ヤード・パー71)>

 ジェシカ・コルダは今年のオープニングの試合で2位となり、22歳の彼女のキャリアは2014年よりもいっそう今年良くなるかに思われた。しかし、ゴルフという気まぐれで悪名高いスポーツは世界のトッププロを時に悩ます。コルダは2014年に2度優勝しているがその時のフォームを見失い、さらには今年の夏には予選通過も難しいこともあり2015年は彼女にとって試練となっている。彼女はシーズン序盤、ソルハイムカップポイント5位につけていたが、アメリカ代表からも外れた。そのことで火がついたのか、コルダにとっては練習時間が増えたのか、仲間がドイツで勝利したのを見て元気をもらったのかソルハイムカップ以降最初の試合であるサイム・ダービーLPGAマレーシアの第3ラウンド6アンダーで回りトップに立った。

 「自信がついたわ」とコルダ。「この位置に1月以降長いことたっていなかったので。またこの位置に立てて嬉しいです」。コルダが54ホール終わった時点で最後にトップに立ったのは彼女が優勝した2012年ISPSハンダオーストラリアン女子オープンだ。12アンダーでコルダはほかに優勝争いをしている選手たちをリードしている。ステイシー・ルイスとハナ・ジャンはコルダと2打差、世界ランク1位のリディア・コとディフェンディングチャンピオンのフォン・シャンシャン、シュウ・リンが3打差につけ、昨年フォンが日曜日に優勝した時と同様の追い方となる。

 驚くことにルイスが今季初、今大会で優勝するとLPGA大会11度目の優勝を飾ることになる。2014年2度の優勝を経験したコルダとルイスが今シーズン初優勝を狙っているがリディア・コはそれ以上に驚いている。

 「ジェスは安定した選手です。彼女のアイアンショットはすばらしくツアーでも一番いいパットをする選手だと思います。」とコは語った。「ステイシーはいつもいい位置にいます。彼女はいつも優勝争いをし、いつもトップかもしくわ、トップを追う立場にいますしね。前にも言いましたが、彼女はアジア転戦が始まり、今シーズンの終わりまでには優勝するでしょう。初日に1オーバーでしたがその後の2日の彼女の取り返しを見てください」。

 コルダでさえも今週どれだけ早く自分のゴルフを立て直したか驚いている。彼女のゴルフはソルハイムカップアメリカキャプテンのジュリー・インクスターがコルダはキャプテン推薦を受けてもいい選手の1人に値すると言うほど安定しているのだ。

 「チームから外れ、自分がチームに入るにはふさわしくないとわかっていました。わたしにはもっと心配すべきことがあるとジュリーに言いました」とコルダは言う。「ソルハイムカップが自分の目標にならないくらいその時はひどいゴルフをしていました。あの週、予選を通過し自分でも嬉しく思っていて、エヴィアンでまた予選落ちしたのであの時は自宅のソファーでみんながソルハイムカップでやるべきことをやっているなと思いながら見ているのがただただ良かったです。だってあの時は自分があのチームに貢献できるとは思いませんでしたから」。

 しかし、新しいコーチと新しい姿勢が54ホール終了時点で彼女をトップに立たせた。彼女はそのことが最終日4度目の優勝を飾るきっかけとなればいいと願っている。ただ、このゴルフコースでは何がおきてもおかしくない。コルダと同じくらい優勝を願うルイスのようにバーディーラッシュを出せるかもしれない。ルイスは2015年トップ3が7回、そのうち4回が2位となっているもののいまだ優勝しておらず苛立ちを感じている。

 「このコースはバーディ合戦ですね」とルイスは言う。「今週誰が一番多くバーディをとったかです。またトップのほうに立てたことは嬉しいですし、明日に向けてもトップとわずかの差にいることを願うばかりですから」。

※USLPGA公式サイトより提供

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