<HONMA TOURWORLD CUP AT TROPHIA GOLF 3日目◇10日◇石岡ゴルフ倶楽部(7,071ヤード・パー71)>

 今季は優勝こそないものの、ここまで賞金ランク7位と安定したプレーを披露している宮里優作。ムービングデーに9バーディ・1ダブルボギーの“64”と爆発し、7つスコアを伸ばしトータル12アンダー2位タイに浮上した。

今季の国内男子ツアーを写真で振り返る!
 「前半が特に良かった。入るライン、いいラインにつけることができた」とこの日を振り返った宮里。出だしから連続バーディを奪うと4番パー3で池ポチャのダボがあったものの、5番からの連続バーディでチャラに。8番パー3からも連続でスコアを伸ばし、4つ伸ばして折り返す。後半の10番でも4メートルを沈めバーディが先行、12番、14番でもバーディを奪い今季の自己ベストスコアをマークした。なお、自己ベストは2005年の中日クラウンズ初日などでマークした“63”。

 舞台の石岡ゴルフ倶楽部は“帝王”ジャック・ニクラスの設計コース。「二クラスのコースが大好きなんですよ。池やバンカーの位置、グリーンのアンジュレーションも」。2001年に日本アマで優勝した時のコースは二クラス設計の北海道クラシック。二クラスの設計はバンカーや池を戦略的に配置し、狙いどころを限定させるレイアウトが多く、その“要求”をクリアすればご褒美が、外せば次のショットがタフな状況となる。「ここに打っていけばしっかり結果が出るのは、みんなも分かってると思う。息をつけるホールはなくて、それが面白い」、挑戦意欲を掻き立てられるコースレイアウトが宮里のモチベーションを上げている。

 このコースで以前開催されていたアコムインターナショナルでは2003年に3日目に2位につけるも最終日に上がり3ホールで連続ボギーを叩き優勝争いから脱落。しかし、悔しい思いよりも同日に妹の藍がアマチュアながらでダンロップ女子オープンを制覇するという快挙を成し遂げ、兄の聖志と「涙した」記憶のほうが強いという。

 あの時につかめなかった栄冠を手にできる機会を得た宮里。「チャンスが来ているので、自分で展開を作っていきたいですね」。2打差を巻き返し、逆転優勝へ。今回は兄妹から祝福される立場になってみせる。

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