<日本プロゴルフシニア選手権 住友商事・サミットカップ 2日目◇9日◇サミットゴルフクラブ(6,935ヤード・パー72)>

 室田淳、尾崎直道、崎山武志といったそうそうたる面々が上位に名前を連ねたリーダーボード。その中にあって“伏兵”といっても差し支えないかもしれない。52歳の大山健(たけし)がトータル5アンダーまでスコアを伸ばし、首位の室田に2打差の2位タイフィニッシュ。ムービングデーの最終組の座を射止めた。

爆笑!レジェンド青木功のギャラリーいじり
 初日を3アンダーで飛び出すと、この日は前の組が踏み荒らしたグリーンの中でプレーする最終組ながら4つのバーディを奪って着実に浮上。「調子も良くなくて、自分に期待していない分、ミスの許容範囲が広かったかな」と心に波を作らずリラックスしたまま36ホールを駆け抜けた。

 大山はチャレンジツアーなどで3勝を挙げているが、レギュラーツアーでの優勝はなし。2013年にシニア入りするも一昨年、昨年とシード確保はならずトーナメントの出場機会を失っていた。今大会は出場権が降りてきたものの、昨年の予選会も67位で終えており、今季はまだ1試合に出場したのみ。「予選通過が目標だった」と控えめな言葉通り、今後のトーナメント出場の予定も真っ白だ。

 そんな状況だから、正直に言うとたいした練習も出来ずに今大会にやってきた。現在は拠点を置く北海道でのレッスン業がどちらかと言えば本業。「ゴルフ以外の仕事でどうやって収入を得ていくかも模索中。20代じゃないので、いつまでも夢ばかり見ている場合じゃない」と一歩引いた位置で自身の現在地を見つめている。

 だが、いつ試合の出場機会が回ってきてもいいように準備だけはしていた。自身のゴルフの練習は出来なくとも、小柄ながら引き締まった肉体はそのたまもの。「もし試合に出場できるようになれば、どっぷりやるつもり。そのためにトレーニングだけはして備えてはいる」。勝てば3年シード。50代でもたっぷり夢を見ることができる。

【2日目の順位】
1位:室田淳(-7)
2位T:白浜育男(-5)
2位T:大山健(-5)
4位T:グレゴリー・マイヤー(-4)
4位T:尾崎直道(-4)
4位T:ブーンチュ・ルアンキット(-4)
7位T:奥田靖己(-3)
7位T:羽川豊(-3)
7位T:崎山武志(-3)
7位T:中根初男(-3)
7位T:高島康彰(-3)
7位T:杉原敏一(-3)
7位T:林吉祥(-3)

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